自分でハートに火をつける

タロット, ホリスティック, 分子栄養学, 占星術

最近、立て続けにイベントでタロットリーディングを行う機会がありました。イベントなので、タロット目当てに来たわけではなく、通りすがりでなんとなく気になって寄ってみたというお客さんがほとんどです。

なので、何か具体的な悩みがあるわけではないので、全体運を見て出たカードに基づいて話を進めていくわけですが、ちょっと気になったのが、現状に対するうっすらとした不満や将来への漠然とした不安を抱きながら、特にこれといってやりたいこともなく、趣味もないという人が結構いることでした。好き嫌いを訊いても、パッと答えが出てこないのです。

確かに、今の時代は、自分から好きになれるものを探さなくても困ることはありません。お膳立てされたレールに乗れば生きて行けるし、読む本だって、自動的に機械が薦めてきてくれるんですから。

だから感度が鈍っちゃうんでしょうかね。自分が何を求めているのかもわからなくなってしまう。中には、これをすればすべて上手くいきますよというご神託のようなものを求めているのかな、という人もいます。

もちろん、数秘術や占星術を使えばその人のもっている素質は見えてきますし、それを参考にするのもいいと思います。ひとつのきっかけになることもあるでしょう。でも、結局は自分の人生は自分で決めるもの。日頃からいろんなことに目を向けて、自分が惹かれるもの、自分にしっくりくるものを探すのも大切です。

もうひとつ気になったのは、そういう人はちょっと見た目も元気がなさそうで、栄養状態、大丈夫かな?とも思ってしまいます。だいだいが猫背気味。時間があれば、普段どんなものを食べているのか聞きたかったくらいです。栄養不足だったり慢性疲労の状態だったりすれば、生きているだけでしんどくて、何かをやりたいなんて思えないですよね。問題は、実は運の悪さでもなんでもなく、単なる栄養不良だということも少なくないんですよ。

自分でハートに火をつける。でもその前に、ちゃんと火を起こせる身体をつくっておきましょう。