限界は認識できなければ超えられない

新月のメッセージ

今日は乙女座5ハウスの新月。月と太陽は山羊座にある土星・冥王星とトラインを形成しています。集団の中で注目を集めようとして、やみくもに自己表現をしても上手くいきません。客観的に自分や周りを観察して、細かい気配りをしたり、自分のどういうところを周囲の役に立てたらいいかを考えましょう。そうすれば、自ずとあなたに注目が集まります。

今日のトートタロットの一枚は、「#5 The Hierophant」。

新しい人生を求めようと思っても、過去や今の人生を否定することから始めないこと。単に逃げたいというのが動機であれば、広い世界でやっていくのは難しいでしょう。限界を認識できなければ、限界は超えられません。そのためには、世の中の仕組みをきちんと知ること。そのうえで、問題点と限界を認識し、もう必要のない信念や習慣を棄て、新しい情報に耳を傾けて、広い世界に飛び立っていきましょう。

このカードの対応星座は牡牛座。牡牛座的な要素がネガティブに現れると、頑固になったり変化を嫌ったりします。そんなときに適したオーストラリアン・ブッシュフラワーエッセンスはボウヒニア。

このエッセンスは、新しいものや馴染みのないものに躊躇したり嫌悪感を抱いたりしやすい人が、変化への抵抗をなくして、それらを受け入れられるように助けてくれます。

この花の俗名はボヘミアだそうですが、いわゆるボヘミアンな人たちは、不規則に気ままに動き、新しい考えを好みます。このエッセンスは、そうしたボヘミアン的な人たちにイライラしがちな場合にも役立ちます。

それから、新しいテクノロジーを避けがちな人にもお勧めです。このカードの人物のように、指導や教育をする偉い立場にいる人は、パソコンやネットなどを活用するのが不得手なことが少なくありません。そうでなくても、ちょうど今のようなテレワークが進んでいる状況では、ついていけずにいる人も少なくないでしょう。そういう場合にも使えます。

ボウヒニアのエッセンスはエネルギー的には回盲弁を調整するそうです。回盲弁は回腸と盲腸の境界にある弁で、回盲弁の調子が悪いと、腹部膨満などの腸の不具合が生じます。お腹が張るときは、何か変化への抵抗があるのかもしれませんね。

ちなみに、回盲弁はバウヒン弁とも呼ばれ、キャスパー・ボウヒンというスイス人の医師が発見したそうです。このボウヒニアの花とこの医師は何の関係もないのですが、すごい偶然の一致ですよね。

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