ホロスコープとタロットのずれ

タロット, 占星術

私は運勢をみてほしいと言われたときには、タロットと占星術の両方を使います。数秘術も補助的に使います。占星術や数秘術で運気をみて、タロットで実状をみるのです。

たまに、運気と実状が一致していないことがあります。たとえば、結婚したいんだけれど運勢をみてほしい、というような場合に、ホロスコープではまさに今結婚にいい時期なのに、タロットではそんな気配は全然感じられないのです。このままではちょっと難しそう、と思えてしまう。

そういうときに、話をよく聞いてみると、「結婚したい」という動機がそもそも曖昧だったりします。今の仕事は面白くないし、特にやりたいこともない、だから結婚でもしようかな、とか、周りがみんな結婚していっているから、そろそろ私も結婚したい、だとか。

「結婚=幸せ」と思っている人はまだまだ多いようです。残念ながら、この図式が必ずしも成り立たないことは、世の中を見渡せばわかること。結婚はゴールではなく、スタートでしかありません。

自分はいったい人生で何をしたいのか、そのためにどんなパートナーと人生を歩みたいのか。いい運気なのに、タロットでみるとパッとしないという人は、その辺が全然見えていないような気がします。退屈な人生から連れ出してくれる王子様が現れるのをただ待つのではなく、まずは自分で人生を面白くする努力をしてみましょう。そうすれば、運気を上手く活かせますよ。