コロナ予防にお手軽に鼻うがい

からだ

またコロナ感染者増加ということで、騒がしくなってきましたね。今年はヘタに風邪も引けないので、体調には十分気をつけたいところ。

これまでも何度か対策をお伝えしてきました。

ビタミンDについては、先日NHKで放送していた『新型コロナ 全論文解読』という、AIが新型コロナに関する20万本の論文を解析した結果についての番組でも、上位にのぼっていました。それほど、今ではエビデンスも得られつつあるんですね。イギリスではなんと、一部の高齢者に対して無料でビタミンDのサプリメントを配布するのだとか(こちらの記事参照)。日照不足になる冬は、サプリで摂取するのが確実です。

さて、今回は、鼻うがいについて。

外から帰ってきて喉をうがいするなら、鼻もうがいしたいところです。最近は、サイナス・リンスなどの鼻うがい用の製品やヨガのネティ・ポットなどもネットで簡単に手に入ります。でも、あんまりお金をかけたくない、という場合は、「吸い飲み」を使うのがおススメ。100均でも売っているそうです。

人肌くらいのぬるま湯に0.9%の塩を入れるだけ。これより濃くても薄くても、鼻がツーンとするのでご注意。きっちり計らなくても、何度かやっているうちに、加減がわかってきます。

流し台に前かがみの姿勢で顔を傾けて、片方の鼻から食塩水を吸い込みます。反対側の鼻から上手く出ないときは、口から出しましょう。

私はコロナ流行以前から、この鼻うがいをやっています。アレルギー性鼻炎にもいいし、慢性上咽頭炎にもいいのだとか。慢性上咽頭炎のある人は意外に多いらしく(本人が気づいていない場合も)、自律神経の乱れにもつながりますし、慢性炎症があるとその火消しに栄養がかなり消費されてしまいます。

この機会に、お手軽に鼻うがいをしてみませんか。