忙しいときの分身の術

こころ, 日々の工夫

忙しくてパンパンになることってあるかと思います。あれもこれもやらなきゃいけない、そう思っただけで、しんどくなります。なぜしんどくなるかと言えば、今の自分が全部やらなきゃならないかのように脳が錯覚しているからです。

では、そんなときにはどうしたらいいでしょう。

とりあえずは、やることを全部書き出してみましょう。書き出してみると、自分で思っていたほど大した量ではないと気づくこともあります。

そうしたら、1週間のスケジュールを立ててみます。月曜は何をして、火曜は何をして、というように。

さて、これだけだと、うわー、今週もやることがいっぱい!と圧倒されてしまうかもしれません。

肝心なのは、「今の自分がそれを全部やるわけではない」ということです。月曜の仕事は月曜の私の担当、火曜の仕事は火曜の私の担当、というように考えること。そうすれば、今の私は、今日すべきことだけ考えていればいいわけです。月曜のことは、月曜の私に任せましょう。絶対やらなきゃならないことと、終わらなくても実はかまわないことも分けてみると、大半のことは終わらせられなくても死ぬわけではないということにも気づくはずです。

ときには、その日にすべきことが終わらないこともあります。そんなときは、今日の自分は精一杯やった、よしよし、と認めてあげて(これ、とても大事です)、暇そうな別の日の私に残りを引き受けてもらいましょう。残り分を引き受けてくれた別の日の私には、ご褒美をあげることもお忘れなく。

忙しいとテンパりやすい人は、実際以上に忙しいと錯覚しないように、こうして気持ちを整理しながら、目の前のことを一つひとつ片づけていくようにしてみてくださいね。