怒りの解消ワーク
負の感情って取り扱いが難しいことがあります。特に、できるだけいい人間であろうと努力している人ほど、無意識のうちにそうした感情を抑圧してしまっていることがあります。
自分でも気づかないうちに怒りが溜まっていて、恨みや憤りにまで膨れ上がってしまうこともしばしばです。そうした感情は、どうでもいい相手ではなく、家族やパートナーを含め、とりわけ親しい間柄の相手に抱きやすいものです。
「相手をゆるしましょう」ということは簡単に言われていますが、そんなに簡単にできれば苦労はしません。でも、そのままにしていては、未来の人間関係にも影響が出てきます。
そんなときには、フラワーエッセンスの助けを借りてみましょう。親しい相手に対する恨みや憤りの感情を解放するには、オーストラリアン・ブッシュフラワーエッセンスのダガー・ハキアが使えます。
このエッセンスを少なくとも1週間(朝晩7滴ずつ)摂った後に行うワークがあります。「ゆるしのプロセス」と呼ばれるものです。
①時間を取って、邪魔が入らない静かな場所でひとりになります。
②楽な姿勢で座り、目を閉じて深呼吸をし、意識を内に向けます。横になってもかまいませんが、寝てしまわないようにしてください。
③自分が恨みや怒りを感じている人に、イメージの中で出てきてもらいます。1度に1人ずつにしてください。解決すべき問題がいちばん多い相手が登場するはずです(父親か母親のことが多いそうです)。
④相手の姿が目に浮かぶか、存在を感じたら、その人のおへそと、自分のおへそから、それぞれ1本のコードが出ていることを想像します。そして、その2本のコードを結んでください。そして、相手の名前を声に出して呼び、「私があなたを恨んでいるのは○○に対してです」と、具体的な事柄を入れて、すべて述べていきます。
⑤すべて述べ終わったら、また相手の名前を呼び、「私があなたに対して抱いている恨みを私は解放します。私はあなたを愛しています」と言ってから、手をハサミの形にして、「あなたをゆるします」と言いながら、自分と相手を結んでいた想像上のコードを切ります。
⑥このプロセスを再度2回繰り返します。1回目に言い忘れた事柄があれば、それも付け足してください。
⑦合計で3回のプロセスが終わったら、今度は、相手に自分に対しての恨みを言ってもらいます。最初と同じく、自分と相手を想像上のコードで結んでから、相手の名前を呼び、今度は「あなたが私を恨んでいるのは○○に対してです」というように、相手が自分に恨みを感じていると思われる事柄を言います。
⑧終わったら、また相手の名前を呼んでから、「あなたが私に対して恨みを感じているすべてのことについて、私はあなたをゆるします。私はあなたを愛しています。あなたを解放します」と言って、ここでもハサミの形にした手でコードを切ります。
⑨このプロセスをさらに2回、合計3回行います。
⑩これで1人目とのプロセスは終わりです。まだ時間と気力があれば、次の人に出てきてもらいましょう。
以上です。この後さらに数日間エッセンスを摂ると効果が増します。
このワークはかなり時間がかかるので、一度に1人だけにして、何回かに分けて行っても大丈夫です。
実際にやってみるとわかりますが、こちらにばかり言い分があるように思っていても、相手の側にも恨みつらみが何かしらあったりするものです。相手の視点に立つのが難しいと感じられたら、相手の着ぐるみがあると想像して、その中に入ってみるのも一つのやり方です。
このワークをやった後に、今まで身体が重くて歩くことすらしんどかったのが、スタスタと歩けるようになった、という人もいました。
親やパートナーなど、具体的な相手との感情的な問題を解消したい場合は、ダガー・ハキアに加えて、ほかのエッセンスをプラスするのも効果的です。その場合は、ぜひご相談くださいね。セッションについてはこちらから。
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