陽の光を受けてくるくる回る

雑記

ずっと欲しかったリヒトミューレを年末に買いました。私が買ったものはドイツ製ですが、英語ではラジオメーターと呼ばれます。単なるオブジェですが、太陽光が中の小さな羽根に当たる羽根がくるくる回ります。電池が要ることなく、日射しが強ければ実に見事に回ります(動画でお見せできなくてごめんなさい)。

リヒトミューレを知ったのは、年に1回行く実家のお墓の近くにある専門店。レトロな建物の窓にたくさんのリヒトミューレが飾ってあって、どれもが陽を受けてくるくる回っている光景はとても不思議でした。で、いつか欲しいなと思っていたのですが、ネットショップもあるのを知って、いろいろあった一年の自分への労いにと、年末に買ったのです。

ずっと見ていても飽きません。陽の光が動く原動力というのは人間も同じ。占星術で太陽は、生命力や生き方を表します。ただ生きることはできるけれど、生き方がはっきりせず、生きる意欲にも乏しければ、自発的に動くことはできません。そうなると、動くためには、義務や決まり事といった電池のようなもの、つまり、「~せねば」が必要となってくるんですね。

電池なしで軽やかに動く健やかさ。そんなものを、リヒトミューレは教えてくれているような気がします。