からだ, 栄養療法, 発達障害

相変わらずコロナ関連ニュースが連日報道されています。WHOは感染予防にマスク着用は不要だと言っているそうなんですが(こちらを参照)、どういうわけかあんまり報道されていませんね。コロナウイルスそのものよりも、その対策による数々の不都合の方が後々大きな問題になりそうな気がするのだけれど。

それはさておき、引き続き、個人でできる免疫力強化対策です。不安な人は、この際なので、免疫力を上げるいい機会だと思った方がいいと思います。感染症はコロナウイルスだけではないですし。

栄養素ではグルタミンも重要です。免疫細胞のエネルギー源となるのだとか。グルタミンはストレスがあると使われます。また、骨格筋のアミノ酸の約60%を占めます。なので、ストレスの多い人や運動をよくする人は意識してたくさん摂らないと、免疫細胞まで回らなくなってしまいます。

グルタミンは腸の粘膜も修復してくれるし、グルタミン酸とGABAはグルタミンから作られます。ここで注意が必要なのは、発達障害のある人は、鎮静系のGABAよりも興奮系のグルタミン酸に傾きやすいので、あまり過剰にグルタミンを摂ると、落ち着きがなくなったり、寝つきが悪くなったりすることがあります。サプリで大量に摂るようなことは避けた方がいいでしょう。

グルタミンを摂るのにおススメなのはボーンブロス。肉や魚など、骨付き肉を煮込んだスープです。消化しやすいので、あまりガッツリお肉を食べられない人もスープの形なら食べやすいと思います。骨髄が入っているので、貧血にもよし。炊飯器でも簡単にできちゃうので楽ちんです。野菜と一緒に入れてボタンを押すだけ。

冬にはもってこいのボーンブロス。この機会にぜひ免疫力アップを。

ハーブ, 栄養療法, 発達障害

先日、先月に受けたハーバルプラクティショナーの試験結果が届きました。「合格」とあってホッ。なかなか難解な試験なのですけど(少なくとも私にとっては)、特に高校時代に化学の苦手な私には大変でした。生物はわりと得意だったので、シニアセラピストまではそれほど勉強に苦労しなかったんですが、今回は化学構造式がバンバン出てきたので、それだけで四苦八苦です。

なんとかクリアできたわけですが、ふと気づいたことがありました。高校の頃は意識していませんでしたが、実は当時、「カタカナ」が苦手だったんです。漢字もアルファベットも大丈夫なのに、カタカナとなると途端に覚えが悪くなってしまう。ひらがなはどの文字も個性があって(?)覚えやすいのに、カタカナは何だかどれも同じように見えてしまって、所々文字が入れ替わって覚えてしまうのです。「スフィンゴリン脂質」が「スフィゴンリン脂質」になってしまったりとか。

これは世界史も同じで、「アウグスティヌス」が「アウグスティスヌ」になってしまったりだとかして、あまり得意な科目ではなかったのです。解決策としては、化学も世界史も受験科目としては選ばなかったので、何とか切り抜けました。後に私は30代半ばでアスペルガー症候群の診断を受けるのですが、学習障害と併発することも多いので、もしかしたらカタカナに限って問題が起こるというのは、軽度の限局性学習障害に当たったりするのかなとも思ったりします。

それでも、この歳になって、気がついたらその問題をクリアしていたわけです。脳はいくつになっても発達するんだなーとしみじみ思いました。

数年前に栄養療法のことを知って、勉強しながら自己改善に取り組んできたんですけど、脳の働き具合も栄養状態で大きく変わるというのを実感しています。

これまで、DHAとEPAが一緒に入ったサプリを飲んでいたのですが、EPAが体内でDHAに変換される率は意外と低いということを知って、DHA単体のサプリメントも摂るようになりました。そうしたら、頭脳労働をしていても頭が疲れにくくなったようです。試験に合格できたのも、もしかしたらそのおかげかも?

発達障害

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発達障害の診断とアイデンティティについて、最後の第五段階です。

『壮年期のアスペルガー症候群』では、最後の第五段階を「受容」としています。

ガイド 壮年期のアスペルガー症候群:大人になってからの診断は人生をどう変えるか

ガイド 壮年期のアスペルガー症候群:大人になってからの診断は人生をどう変えるか

以下、拙訳:
「自閉症当事者が最終的に自分自身を受け入れるとき、受容がアイデンティティの危機の終わりの印となります。このプロセスの一環として、内面にある否定的な信念を取り除き、自分が活用できる明らかな「天賦の才」を大切にし、自分のアイデンティティの真実に長い間逆らってきたことについて自分自身を許すことが必要になります。もちろん、何十年にもわたって自分が受けてきたひどい扱いについて、多くの人や組織を許すことも必要となるでしょう。」

診断を受けるにしても受けないにしても、自分に発達障害があるかもしれないという事実に一度気づいてしまったら、気づかなかったことにする、というのはなかなか難しいんじゃないかという気がします。

それならば、やはり乗り越えていくしかないですよね。一般的によく考えられている「発達障害は障害だから今さら発達しない」というのを信じ込んでしまったり、障害があるのは劣っていることだと思っていたりすると、確定診断がプラスにつながるとは思えません。

発達障害者によくみられる栄養の偏りを直すなどすれば歳がいってからでもまだ十分に発達する余地があります。私なんか、人生半世紀になろうというのに今さら発達しまくってます(笑)。

発達障害的な特性は、プラスに働くことも大いにあります。たとえば、私はあまりしゃべらない方なので聞き手になることが多いのですが、人の悩み事というのは私からすると「なんで?」と思うことがよくあるんです。まあ、医者お墨付きの変わった脳みそですからね。考え方が違うんでしょう。それで、普通は「そうだよね、大変だよね~」なんて相槌を打たなきゃいけないところを、「そんなことしなくてもいいんじゃん?」なんてポロっと言ってしまうんです。

これって、コミュニケーションルールとしてはNGなのかもしれないけれど、実際には、悩んでいる本人は「そんな大変なことは本当はしたくないんだけどするのが当たり前だと普通思われているから仕方なくやっている」ことが結構あって、「そんなことしなくてもいいんじゃん?」というのが救いの言葉になったりするらしいです。「そういってくれて、ホッとした」と言われることがしばしば。

私は昔から、「はだかの王様」に出てくる子どもになった気分になることがよくありますが(多少分別がつくようになった今では抑えているのだけど)、誰も勇気がなくて言えないけど誰かに言ってほしいことを言うのが発達障害者のひとつの役割のひとつなんじゃないかって気もします。あんまり嬉しくない役割ですけどね(みんな言えよ、って思うことがある)。

これはあくまで一つの例ですけど、こうした発達障害の負の要素に一見見えるものをポジティブな視点で捉え直していくことが診断後には必要だろうと思います。

あきらかに発達障害的なのに、全然そんなこと気にせず生きている人はいっぱいいると思いますが、自己肯定感の高さによるのでしょうね。

大人になってから診断に至るケースでは、自尊心は低い場合が多いのではないかと思います。

自尊心を高めるために使えるフラワーエッセンスはこちらです。

ブッシュフラワーエッセンス コンフィッド30ml

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認知療法的にじっくり取り組んでみたい人にはこちらもおススメ。

自尊心の育て方―あなたの生き方を変えるための,認知療法的戦略

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こころ, フラワーエッセンス, 発達障害

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発達障害の診断とアイデンティティについて、今回は第四段階です。

『壮年期のアスペルガー症候群』ではさらに、第四段階を「抑うつ」としています。

以下、拙訳:
「抑うつは正常な反応で、古い自己アイデンティティの喪失とその変化が将来にどのような影響を及ぼすかについての不安に対して生じます。

『自閉症スペクトラム障害の確定診断を受けた後、抑うつ状態の日々が続きますが、自己理解のプロセスの大きな影響はポジティブなものであるはずです』とマイケル・ジョン・カーリーは言っています。

マイケルは診断を受けた後、自分が気まぐれな行動を取るのは性格のせいではなく、脳の配線のせいなのだと理解しました。

定型発達者のふりをし続けるのではなく、そのように役立つセルフ・アイデンティフィケーションを行うことで、インターネットやそれ以外のさまざまな情報源にアクセスし、自分に自閉症スペクトラム障害があることを確認できたのです。

マイケルの言うように、『普通を装い続けると、自信がなくなることがよくあります』。

マイケルは正式な診断の後、肩から荷が下りたときに、期待していた安堵感が突然消えました。彼は、ネガティブな考えが次々と湧き上がってくるのを味わいながら歩道に突っ立っていたことを覚えていて、その悲しみの瞬間について著書にこう記しています。

『診断を受けた瞬間、私が期待していて感じ始めていた幸福感は、目まぐるしい否定的な思いのハリケーンへと素早く変化していきました。

次のように思ってとてつもなく悲しくなったのです。

「そうだ、お前は一生ひとりぼっちなんだ!お前はほかの人たちとは同じカテゴリーには属していないんだ!体験を分かち合う感覚なんて味わえないんだ…誰とも!」』

しかし、マイケルはそれまでずっと自分には価値があると強く感じていたため、
その暗い場所に長くとどまることはありませんでした。彼の経験は多くの人よりはるかにスムーズにいきました。通常は、診断後の抑うつは2ヵ月から6ヵ月続きます。」

診断を受けようが受けまいが、ジェットコースターのような情緒不安定さというのは発達障害が疑われる人間には人生を通じてつきものであることが多いのですが、確かに、診断を受ければ、人生の謎が解けてホッとする一面もある一方で、大多数の人たちとの決定的な違いというのを突きつけられるので絶望的な想いに襲われることもあると思います。

特に、人と違うことはよろしくないという思い込みが強いとそうなりがちです。日本ではまだまだ「普通」からはみ出すことは白い眼でみられがち。個性を大切にしようだとか、いちいち言わなくてはならないこと自体がその証拠です。たとえば西洋だと、個性があるのなんて当たり前なので個性云々が話題になることってそんなにないんじゃないかと思います。

私自身、「普通」から1ミリでもはみ出すことを極度に恐れる家族の中で育ったので子どもの頃から「この子は変だ」と言われ続け、「変わっていることはいけないのだ」と薄々と思うようになって、なるべく目立たないようにしていたのですが、反抗期に入って、逆にわざと人と違ったことを意識してやるようになりました。高校から三十代に入るまで、長い反抗期でしたね(笑)。その後は、悪目立ちするのも面倒なことが多いので、三十過ぎて少しは空気というものが読めるようになってからは(なぜか三十を過ぎたら急に読めるようになってきた)とりあえず大人しくしていることが増えましたが。まあ、そんなわけで、診断を受けたことではそれほど抑うつ状態にはなりませんでしたけどね。

さて、この「抑うつ」の期間をなんとか乗り越えるにはどうしたらいいでしょうか。まずは、分子栄養学的な観点からいえば、食べ物に気をつけた方がいいですよね。この時期だけに限ったことではないですが、発達障害があると頭が霧がかったようにボーっとしていることが多いのでカフェインで頭をすっきりさせたがります。しばらくはそれでしゃっきりするのですが、アドレナリンを無駄に出すことになるので副腎に負担がかかるし、副腎が疲労すればコルチゾールも出にくくなります。そもそもストレスに弱い体質なのでストレス対抗ホルモンであるコルチゾールは出すぎなことも多いですし。

また、鬱っぽさを経験したことがある人なら、やたらとチョコレートやお菓子をドカ食いしてしまうというのも身に覚えがあるんじゃないでしょうか。甘いものを食べると脳内モルヒネと言われるエンドルフィンが分泌されるので鬱っぽさも少しは和らぎます。でも、そうした方法でエンドルフィンを出そうとすると血糖値が急上昇することになり、インスリンが大量に分泌されて結果的には低血糖を招きます。副腎が疲労していてアドレナリンやコルチゾールが出にくくなっていれば、血糖値は低いままとなってしまいます。低血糖状態では抑うつ症状も出るので、悪循環になるのです。

この時期にはそうした悪循環に陥らないように十分に気をつけてください。食事も糖質を多少控えめにした方がいいと思いますが、その分タンパク質や脂質を増やさないと、カロリー不足から低血糖になります。

この時期に使えるフラワーエッセンスは、まずはワラタ。
このエッセンスは、「魂の闇夜」というような絶望した状態に使えます。希死念慮があるときにも使えます。効き目が速いと言われるオーストラリアン・ブッシュフラワーエッセンスですが、その中でもワラタは特に即効性があるそうです。

オーストラリアンブッシュフラワー ワラタ

オーストラリアンブッシュフラワー ワラタ

それから、悲しみを感じていても泣けないようなときにはスタート・デザート・ピーが適しています。過去の悲しみが浮かび上がってきたときにも使えます。ワラタと同じく、深く機能するエッセンスです。

オーストラリアンブッシュフラワー スタートデザートピー

オーストラリアンブッシュフラワー スタートデザートピー

過去にしたことやしなかったこと、自分の存在そのものについて罪悪感があるようなときにはスタート・デザート・ローズ。過去についての罪悪感から生じる自尊心の低さにも使えます。存在そのものについての自尊心の低さにはファイブ・コーナーズの方がいいかもしれません。

オーストラリアンブッシュフラワー スタートデザートローズ

オーストラリアンブッシュフラワー スタートデザートローズ

オーストラリアンブッシュフラワー ファイブコーナーズ

オーストラリアンブッシュフラワー ファイブコーナーズ

それから、この時期を問わず、自閉スペクトラム症に必要なエッセンスだと感じるのが孤立と孤独のレメディと言われるトール・イエロー・トップ。自分が「異国にいる異国人」だと感じるような場合です。この花も前回紹介したケイポック・ブッシュと同じく知性を表す黄色をしていますが、トール・イエロー・トップが必要な場合は自分の感情から切り離されて頭で生きているような状態。このエッセンスは6~8週間休みなく摂り続けることが必要です。自閉スペクトラム症であれば、一度だけでなく、あいだを開けて定期的に摂ることも必要かもしれません。

オーストラリアンブッシュフラワー トールイエロートップ

オーストラリアンブッシュフラワー トールイエロートップ

フラワーエッセンス, 植物, 発達障害

花の植え替えをしようと思い、今日は花屋さんに行ってきました。

この時期には春まで咲いてくれるビオラやアリッサムの苗がたくさん。

そんな中に見つけて、おやっと思ったのが、フランネルフラワー。

大好きな花で、いつも春に買うのですが、こんな時期に売っているのを見たのは初めてです。春に見かけるのはフェアリー・ホワイトという品種で、これは、エンジェル・スターという四季咲きの品種だとか。

フランネルフラワーといえば、オーストラリアン・ブッシュフラワーエッセンスにもあります。触られるのが苦手、という人に向いています。フランネルフラワーの花びらは、写真を見ればわかるように、先がうっすらと緑色になっていて、まるで爪のようです。その名の通り、花びらの触り心地はフランネルのようにフワフワで、気持ちいい触り心地。このエッセンスは、触られることを心地よいことに変えてくれるのですね。

そんなことから、触られるのが苦手な自閉スペクトラム症の人にもピッタリなエッセンスです。茎がフニャフニャとしているので、水やり不足で元気がないのか、それとも元気なのか、判断に苦しむことがあるのですが、見た目で元気かどうかがわかりにくいというところも自閉スペクトラム症っぽいと私は思うんですよね。

オーストラリアンブッシュ/シングルエッセンス[フランネルフラワー] 3,564円 Amazon

ところで、オーストラリアン・ブッシュフラワーエッセンスのプラクティショナー資格取得のためのケーススタディにご協力いただける方を数名募集します。セッション+エッセンス代は無料です。

・メンタルの不調や発達障害的な症状にお悩みの方。

・所沢市内のセッションルームまでお越しいただける方、またはSkypeでのセッションが可能な方。対面の場合、交通費はご負担ください。

・毎日朝晩エッセンスを摂取して、詳しい経過をメールでお知らせいただける方。1時間前後のセッションの後、お悩みに合わせてシングルエッセンス、またはコンビネーションエッセンスを郵送にてお送りします。

ご興味のある方は、こちらからご連絡ください。

こころ, フラワーエッセンス, 発達障害

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前回の続きです。

引き続き、『Very late diagnosis of Asperger Syndrome』では、第三段階である「取引」を次のように説明しています。

以下、拙訳:
「取引は回避の別の方法で、たとえば『何か特定のことをすると誓ったら、私に起こっている変化を避けられるだろうか?』というように機能します。

人生の遅くに診断を受けた自閉症スペクトラム障害当事者は自閉症的傾向のある自分を認めるというパラダイムシフトに抵抗することがありますが、たとえば、次のような取引を行います。『今人生を終わりにしたら、起こっている変化を避けられるだろうか?』

人生における変容を回避できる方法としては、自殺か薬物か宗教しかないでしょう。」

自分に発達障害があるかもしれないと気づいたという青天の霹靂のような出来事に対して、目を背けたくなる人もいるかもしれません。

突き詰めてものを考えるのが苦手なタイプの人やうすうす感じていたけれど、なんとなく誤魔化してきた人は引き続き、手近なことに目を向けることで何も気づかなかったことにしようとする場合もあるかもしれません。

自分の中の発達障害らしきものに向き合って、解決策を見出していくのは大きなエネルギーのいることです。めんどくさいと感じるのももっともなこと。

実際には、問題となっている発達障害的特性についてきちんと対処法を見つけることで人生はよくなっていくんですけど、発達障害を「マイナス面」しかないと考えて「プラス面」もあることに気づかずに「個性」として片づけてしまった場合、自分の問題は人生の普遍的な問題と考えてその解決策を宗教に見出してしまうこともあるでしょう。

宗教が扱っている人生の普遍的な問題はもちろん発達障害者にもあるんですが、それは発達障害から起こる問題とは別物なのでいっしょくたにすると解決可能な問題も解決しなくなります。

この段階に使えるフラワーエッセンスは何だろうと考えたところ、ブッシュフラワーエッセンスではケイポック・ブッシュが使えるかなと思いました。

オーストラリアンブッシュ/シングルエッセンス[ケイポックブッシュ]

オーストラリアンブッシュ/シングルエッセンス[ケイポックブッシュ]

このエッセンスは、人生の挑戦に前向きに取り組めるように助けてくれます。病気に対して運命だとあきらめてしまうような場合にも何が何でも治ってやるというような気力を出させてくれます。この花は黄色ですが、黄色は知性を表します。感情的になって投げやりになるのではなく、どうやったら乗り越えられるのかと知性が働くようにしてくれるのですね。

自殺念慮が出てくるようであれば、とにかく誰かに相談を、とかクリニックにかかったほうがいい、というのが本来ですが、そもそも自閉症の傾向が強いと、人に相談するというのはあまりできない(というか頭にない)ことが多いんじゃないかと思います。そんなときには、突き詰めて考えすぎると逆効果になるので一時しのぎ的に気晴らしをするのがいいと思います。ただし、お酒はあまりおススメしませんが。

第一段階で紹介したエマージェンシー・エッセンスも使えますし、タッピングも手軽でいいです。タッピングという手法についてはこちらを。

それで自分を建て直したら、また問題に取り組んだらいいんじゃないかと。

こころ, フラワーエッセンス, 発達障害

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少し前に、壮年期の発達障害の診断はアイデンティティの危機を伴うことがあると書きました。

今回は、第二段階の「怒り」についてです。

『壮年期のアスペルガー症候群』では次のように説明されています。

「第二段階は怒りです。そのため、多くの人たちに対して、たとえば、嫌がらせを受けたことについて家族や雇用主に怒りを感じたり、単に自分が自閉症スペクトラム障害であることに怒りを感じたりするのはよくあることです。
ジェン・バーチは、少しのあいだ怒りを感じたことを次のように認めています。
『少し後になって忍び寄ってきたのは、自分の自閉症スペクトラム障害を理解したときには43という歳になっていたことや、本当の問題が何なのかを偶然発見する以前に心理的な辱めを受けたりしたことに対する怒りでした。』」

確かに、診断が遅くなるほど対処が遅れて不利益を被るわけなので、怒りも大きくなるかもしれません。 「なんでこんな大事なこと、今まで誰も教えてくれなかったの!?」なんて、無性に腹が立ったりもします。とはいえ、誰も知らなかったのだから、誰に腹を立ててもしゃーないんですが。

とはいえ、誰も知らなかったのだから、誰に腹を立ててもしゃーないんですが。

それから、診断過程では当然、生育歴も訊かれます。その際に過去のあれやこれやを思い出しては、怒りが湧いてきたり、涙が出たりするんですよね。いわゆるフラッシュバックです。

でも、この段階にもいつまでもいるわけにもいきません。

フラワーエッセンスでこの時期を乗り越えようということであれば、使えるエッセンスはいくつかあります。私は経験上、ポピュラーなバッチレメディーよりもオーストラリアのブッシュフラワーエッセンスの方が強力に効くと感じるのでブッシュエッセンスをよく使います。

まずは、怒りにはダガーハキア。特に、身近な人たちに対する恨みつらみがある場合に有効です。どちらかというと、そうした感情をあまり表に出さずに内にこめてしまうようなタイプの人向きです。

オーストラリアンブッシュフラワー ダガーハキア

オーストラリアンブッシュフラワー ダガーハキア

このエッセンスは、2週間摂った後に行うゆるしのワークがあるのですが、これがなかなか強力です。

邪魔の入らない静かなところで独りになって目を閉じ、深呼吸してゆったりとした状態になります。

それから自分が恨みを感じている人たちの姿が目の前に現れるように願います。1回に一人ずつ、相手の姿が見えたり、存在が感じられたりしたら、自分と相手のおへそからそれぞれコードが出ているのを想像し、それを結びます。

相手の名前を呼び、「私があなたを恨んでいるのは~に対してです」と相手に対して恨みや憤りを感じていることをすべて言います。

全部言い終わったら、相手の名前を呼び、「私があなたに対して抱いている恨みを私は開放します。私はあなたを愛しており、あなたを許します」と言って、「許します」というときに、自分の手でハサミをつくり、想像上のコードを切ります。

このプロセスを2回繰り返し、終了したら、今度は相手が自分に対して恨んでいると思われることを言います。同様にして2回繰り返します。

詳細は、この本に載っています。

オーストラリア・ブッシュ・フラワーエッセンス

オーストラリア・ブッシュ・フラワーエッセンス

1人について行うだけでもかなり時間がかかるのですが、実際やってみると、相手にも言い分があったのだということがよくわかります。以前、知り合いに試してもらったところ、それまで身体が重く感じられて動くのもやっとだったのに、ワークの後で嘘みたいに身体が軽くなったそうです。

もうひとつのエッセンスは、マウンテン・デビル。ダガーハキアが怒りや恨みをあまり表に出さない人向けであるのに対し、マウンテン・デビルは身近な人だけでなく、世の中全体を憎む傾向があって、口を開けば他人を批判しがちな人向けです。嫉妬心が強い場合にも有効です。

オーストラリアンブッシュフラワー マウンテンデビル

オーストラリアンブッシュフラワー マウンテンデビル

そのほかには、サザン・クロスも役立ちます。このエッセンスは、被害者意識や不満が強い場合に使えます。たとえば、「今頃になって発達障害の診断を受けるだなんて人生って何て不公平なんだ」とか、「人生は苦労の連続だ」などと感じている場合です。サザン・クロスはそうした人が前向きに人生に取り組めるように促してくれます。

オーストラリアンブッシュフラワー サザンクロス

オーストラリアンブッシュフラワー サザンクロス

こころ, フラワーエッセンス, 発達障害

少し前に、壮年期の発達障害の診断はアイデンティティの危機を伴うことがあると書きました。

発達障害の診断とアイデンティティ

診断前後の心理的な過程の第一段階は、否認です。

『壮年期のアスペルガー症候群』では、新たなアイデンティティを受け入れる過程の第一段階を次のように説明しています。

ガイド 壮年期のアスペルガー症候群:大人になってからの診断は人生をどう変えるか

ガイド 壮年期のアスペルガー症候群:大人になってからの診断は人生をどう変えるか

「第一段階はショックと否認です。その情報が受け入れるにはあまりにも苦痛なため、
ダチョウが砂の中に頭を突っ込むように、それから自分自身を遠ざけます。私たちの調査では、回答者の25パーセントが自分の自閉スペクトラム障害を否認したと認めています。

回答者の一人は、『遅れて診断を受けた場合、自分は適応できていないと強く感じるので、ある意味では怖すぎて信じられません』と言っています。そのため、キューブラー・ロス・モデルの最初の段階は、自分の状態に関する真実を受け入れることへの抵抗です。」

長年生きてきた後で、自分には実は発達障害があったと知るのは、かなりショックなことです。私の場合は自分から診断を求めていったので「やっぱり」という気持ちが強く、自分の生きづらさが努力不足のせいではないとわかってホッとした思いもありましたが、少なからずショックもあったと思います。

障害に対する偏見があったからというわけではなく、健康だと思っていたのに実は心臓に問題があることがわかった、というような感じに近かったかと思います。

それか、ずっと日本人だと思っていたのに、実は血筋は中国人だったとわかった、というような。

差し迫って何か問題が起こるわけではなく、診断の前後で私自身には何の違いもないはずのに、意識は完全に違ってしまったという矛盾。要は、やはりアイデンティティの問題なんですね。バカバカしいけど、やっぱりそれに振り回されちゃうわけです。

この第一段階、フラワーエッセンスで多少なりとも切り抜けるとすると、使えるのはやっぱり、オーストラリアン・ブッシュフラワーエッセンスでいえばエマージェンシー・エッセンス。バッチフラワーエッセンスでいえば、レスキューレメディですね。

オーストラリアンブッシュ エマージェンシー 30ml コンビネーション フラワーエッセンス 日本国内正規品

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バッチフラワーレメディ レスキュー 10ml

バッチフラワーレメディ レスキュー 10ml

このエッセンスは、診断過程でなくても、普段動揺しやすい人は持ち歩くといいですよ。

そのほかに、あまりにショックだと、感情を切り離してしまうことがありますが、ブルーベルのエッセンスは、自分の感情とつながったままでいられるようにしてくれます。

オーストラリアンブッシュフラワー ブルーベル

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そして、どんな状況でも、ショックを受けたときはとにかくよく寝ることが大事。

発達障害

最近またNHKで発達障害関連の番組が連日放送されていますね。

私自身も実は、十数年前に30代半ばでアスペルガー症候群(現在でいう、自閉スペクトラム症)の診断を受けています。実際には、発達障害の症状は改善するし、現在の診断基準では、診断はつかないかもしれませんが、その特性は今でも多かれ少なかれ残っていると思います。でも、これまで栄養療法を含め、さまざまなことを試行錯誤してきた結果、生きづらさはずいぶん減りました。

発達障害が周知されるのはいいことですが、理解を求めるのがほとんどで、当事者の身体面のつらさに焦点が当たることはあまりありません。これが改善されれば、生きづらさは大幅に減るのですが。

私は現在、食事にかなり気を使っています。グルテンやカゼインはなるべく避けるようにしているのはもちろん、血糖値が急激に上がらないように食事を工夫することも必要です。

私に発達障害があることを知らない人から見れば(だいたい、話してもまずわかってもらえないので、話すことはほとんどありませんが)、変にストイックでつまらない人間に思えるかもしれないけれど、私自身にとっては、ケーキの食べ放題より、頭が霧がかったようにボーっとせず、情緒が安定している方がずっといい。そう、発達障害者の情緒の不安定さや頭の働かなさや身体のだるさは、栄養の過不足を調整することで改善ができるのです。

実際、分子栄養学の分野では、発達障害者ではメチレーションと呼ばれる回路が適切に回っていなくて、解毒や生理活性物質の産生に問題があることが多いと言われています。いくつかの遺伝子の変異と関係があることもわかってきています。その遺伝子変異が症状として現れるかどうか(つまり、スイッチがオンになるかどうか)は、環境的因子(有害金属など)と感染性因子(真菌など)が関与しているのだそうです。

このあたりのことは、もちろんテレビでは報道されることはないし、遺伝子検査にしても、栄養療法にしても、高額で誰にでも手の届くものではありませんが、日頃の食生活で気をつけられることはたくさんあります。だいたい、いくら世間に理解があって職にありつけたとしても、週5日仕事に通える気力・体力がなければどうしようもないのです。

そうしたことを踏まえると、「障害は個性」という言葉を聞くと、ちょっとモヤっとするんです。確かに、明らかに発達障害的な特性がありながら、社会で活躍して幸せそうにやっている人は少なからずいます。そうした人は「個性」でもいいかもしれません。でも、それは、理解ある環境に恵まれたからではないでしょうか。必ずしも、皆が皆、そうではないはずです。

たとえば、足に障害がある人は、車いすに乗ったり、義足をつけたりします。「個性」で片づけたりなんかしませんよね。眼が悪ければ眼鏡をかけるし、心臓が悪ければ、ペースメーカーを入れたりもします。そうなると、「発達障害は個性」というのは、きれいごとを言って片づけているにすぎないような気もするのです。多くの発達障害者にあると言われる感覚過敏だって、あるよりないほうがいいに決まってます。「個性でいいじゃないの」と言う定型発達者が家族をもち、やりがいのある仕事をし、充実した人生を送っているように、発達障害者だって、できることならそうした人生を送りたいのです。

ある学習障害当事者が「障害が個性なのではなく、障害にどう立ち向かうかが個性だ」というようなことを言っていましたが、そのとおりだと思います。発達障害は、個性ではなく、対処すべきものです。適切に対処した結果、残るものが本当の個性なのでは、とも思います。

発達障害

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この頃またNHKで発達障害特集番組がいろいろ放映されています。
発達障害はだいぶ周知されるようになりましたが、テレビを観て自分にも発達障害があるのではないかと疑う人も増えているのでしょうね。

若くても発達障害の診断を受けることは大変ですが、年齢がある程度いってからだとなおさらです。自分が発達障害を抱えてきたのだとすると、今までの人生で起こった出来事の解釈が違ってくるからです。

私自身も、十数年前に34歳でアスペルガー症候群の診断を受けています。
(診断経緯はこちら)
自ら診断を求めて検査を受けに行ったので、ショックよりも、生きるのが大変なのは自分の努力不足ではなく、発達障害のせいなんだとわかって気が楽になった方が大きかったのですが、それでもそれですんなり、めでたしめでたし、ではなく心理的にもその後紆余曲折がありました。

それが、アイデンティティの問題だったのだとわかったのは、『Very late diagnosis of Asperger Syndrome』という本を読んでから。この本は『壮年期のアスペルガー症候群』として翻訳しました。

ガイド 壮年期のアスペルガー症候群:大人になってからの診断は人生をどう変えるか

ガイド 壮年期のアスペルガー症候群:大人になってからの診断は人生をどう変えるか

 詳細な目次はAmazonのページには載ってませんので、こちらをご参考に。

この本では、診断前後の心理的な過程をアイデンティティの観点から考察して、
キューブラー・ロス・モデルを応用してアスペルガー症候群のある自分という新たなアイデンティティを受け入れる過程を説明しています。

エリザベス・キューブラー・ロスのモデルでは、死と臨終を受容する過程には五段階(否認・怒り・取引・抑うつ・受容)があるとしています。

また、この本では、診断を受け入れるプロセスにはセルフ・アイデンティフィケーションとアイデンティティ・アラインメントがあると述べています。

セルフ・アイデンティフィケーションとは、自分に発達障害があることを知ること。

つまり、きっかけは何であれ、これまで普通だと思っていた自分に実は発達障害という生まれつきの問題があることを知り、自分の中の発達障害的な要素を自己認識することです。

それによって、自分は普通だというそれまでのアイデンティティが崩れ去り、「発達障害のある自分」という新しいアイデンティティを受け入れるプロセスが始まります。

アイデンティティ・アラインメントとは、新たなアイデンティティを受け入れ、アイデンティティを本当の自分と一致させること。

つまり、発達障害があるという事実に即したアイデンティティをもつこと。要は、発達障害がある自分を受け入れることです。

年齢が高くなるほど、「障害」というものに対して否定的なイメージをもっている場合が少なくありません。そうした人は障害者に対する自らの偏見の犠牲になっているとこの本では言っています。

障害があることは恥ずべきことだと思っていれば、自分に発達障害があると認めるのは難しくなります。しかも、それまで長年、何とか自力で人生を切り抜けてきたのだから、社会スキルもそこそこには習得している可能性もあるわけで、それを今さら生まれつきの問題がある、と言われても受け入れるのは簡単ではないでしょう。

思うに、それまで自分の問題を自覚していて劣等感を抱き、自分を責め続けてきた人の方がすんなりと受け入れられるのではないでしょうかね。逆に、自分の人生が上手くいかないことを他人や周りの環境にし、自分に非はないと思ってきた人ほど、自分に問題があることを認めたがらないような気がします。

そう考えると、自分に発達障害があるということを認めたがらないのは、「障害」という言葉がつくからということでは必ずしもないのかもしれません。「凸凹症候群」と言い換えたところで、そうした人は「凸凹があるのは人間当たり前だ」と言い張って自分の問題は認めたがらないでしょうから。

また、「障害」ということを受け入れても、自分の問題を認識せずに、いま流行りの発達障害というアイデンティティをさっさと受け入れて、私には障害があるから、と免罪符にして、自分は何もせずにただ周りに理解ばかりを求めるようになるケースもなきにしもあらずだろうと思います。

この本では、五段階モデルとは別に、四段階モデルとして、キューブラー・ロス・モデルを変形したものを紹介しています。
各段階は次の通り。

第一段階  ショックと否定

別の自己イメージについての考えを即座に拒絶するとき。

第二段階  怒りと抑うつ

無力さや絶望感を感じさせるような、自分でコントロールできない変化や不安定さに対してよく見られる反応。

第三段階  探求と洞察

変化が避けられないと理解した後、自分が選ぶことのできるあらゆる選択肢を見つめ、新しい自己アイデンティティとともに前に進む適切な方法を見極めることができるとき。

第四段階  変化と新たな環境を受け入れる決意

第一段階から第三段階までを経験した後、新たな自己を抱きしめて、人生をより良くするために積極的な策を講じることができるとき。

五段階モデルについては、後日、ひとつずつ、その段階を切り抜けるために役立つフラワーエッセンスと併せて紹介します。