死角に気づかせてくれるタロット
私がトートタロットに出会ってから、四半世紀も経ちます。この生き生きとした絵に魅せられてしまったので、よく使われているウェイト版はピンとこないのです。トートは、きれいだと言ってくれる人もいれば、怖いと感じる人もいるようです。タロット自体を怖いと感じる人もいるようですね。
確かに、その気持ちはわからなくもありません。自分で薄々気づきながらも目をそらしていたことや、まったく気づいていなかったことをズバリと突いてくることがあるので。
喩えは悪いかもしれませんが、なんか、頭の後ろにある円形ハゲを指摘されるようなときもあるんです。鏡を見ても死角になっているから自分では気づかず、かといって、髪に隠れてほかの人も気づかないこともあるし、気づいたとしても指摘しづらいですよね。それを「頭の後ろに円形ハゲあるよ~」と教えてくれるような感じ。
教えられて、「えっ、ほんと⁉ まずいじゃん。なんとかしなきゃ!」と思うか、「うわ。相当ストレス溜まってるのかな」と己を振り返るか、「うるさいっ!!いーの
(怒) !!」と怒るかは自由です。
だから、毎日自分でカードを引いていて、「わかってるわい!」と思うこともあれば、「がーん」と思うこともあるのだけれど、誰も指摘してくれないことを指摘してくれるって文字通り、有難いですよね。
自分でやっている分にはいいのだけれど、お客さん相手のときは「円形ハゲあるみたいですよ」と伝えなきゃならないのは私なので、それはそれで、大変な役回りなんですけどね(^^;)。
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