かつて朝出勤時にすでにフラフラだったわけ

からだ, こころ, 分子栄養学, 栄養療法

久々にリブレという24時間血糖測定器を使ってみました。私は糖尿病があるわけではありません。発達障害者は血糖調節に問題があるとも言われていてかく言う私も、空腹時血糖は正常なのに、食後高血糖になりやすく、その後で一気に血糖値が下がって低血糖になりやすいという問題を抱えていました。

それでたまに、実際に血糖値をチェックしてみるんですが、以前使っていた指先穿刺式の血糖測定器の試験紙が買えなくなってしまったので、久々にリブレで24時間血糖を測ってみました。

前回使ったのは1年半も前。リブレは、間質液中のグルコースを測っているので実際の血糖値とは15分ほどのタイムラグがあります。数値的には正確ではないのかもしれませんが、全体の傾向がよくわかるし、夜間低血糖を起こしていないかもわかります。

で、2週間測ってみたんですが、以前より血糖調節はよくなったようです。1回も夜間低血糖を起こしていなかったし、血糖値の最高も160台。前回は、ラーメン食べてみたら200を超えてギョッとしたのだけど、今回は150に届かなかった。それに以前は、タンパク質から食べる、などの工夫をしてもあまり違いは感じられなかったのだけれど、今回はその違いが大きく出ました。

それがこのグラフ。

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上のグラフは、朝食後も昼食後もそんなに血糖値が上がっていないし、夜も140くらいまでしか上がっていません。普段気をつけているように、タンパク質を半分くらい食べた時点でご飯を食べ始めるということをしました。ちなみにご飯は、血糖値の上がりにくい高アミロース米のササニシキの胚芽米(五穀入り)を100gほどです。3食ともご飯。

下のグラフの昼は、ひき肉と卵のそぼろとしらす干しの三食ご飯。外での仕事があったので、お弁当にして持っていきました。丼ものなので、同じ量の同じお米でも、最初からかきこむから、1時間くらいで一気に160まで上がっています。

上下のグラフとも、昼食はどちらも13時過ぎ。下のグラフは、実は昼食後1時間くらいして、いただきもののチーズケーキを食べています。ばーんとさらに跳ね上がるかと思いきや、すでに高値だったからなのか、チーズのタンパク質とバターの脂肪分で吸収が遅くなるからなのか、それ以上はほとんど上がりませんでした。

その後、18時過ぎの休憩時に、帰宅までもたないので低血糖防止のために、ゆで卵とササニシキのおにぎりを1個食べています。おにぎりだけだと急上昇するかと思って卵も持っていったのに、脂肪分がないせいなのか、昼間の急な血糖値変動で反応しやすかったのか、やっぱり160まで上がってしまっています。同じご飯の分量なのに、食べ方やおかずでこれだけ違うのですよね。

ちなみに、寝る前の血糖上昇は、お風呂に入って交感神経が上がってアドレナリンが出てしまったからだと思います。もっとぬるめのお風呂に入ろう。もっとも、熱めのお湯につかりたがるのは、下がってきた血糖値を上げようとしているのではないかという話もありますが。私は中性脂肪の値がかなり低いので、低血糖にならずに済んでいるのはアドレナリンを出して血糖値を上げている部分もまだ少なくないんだと思います。

それでも、だいぶコントロールが効くようになったと思うのは、先日受けた血液検査で空腹時のインスリンがずいぶん下がっていたこと。去年は7だったのに、今年は2.2でした。この数値が高いと、空腹時に血糖値を上げようとアドレナリンが出てそれに反応してインスリンが出ているということなのだとか。インスリンは分泌されたら分解されないといけないわけですが、インスリン分解酵素はアミロイドβの分解も行っているそうで、インスリンが多すぎてその分解に手一杯だと、アミロイドβが分解されずに溜まって、アルツハイマー病の一因になるのだそうです。『アルツハイマー病 真実と終焉』という本では、空腹時インスリンは4.5μIU/mL以下が望ましいとあるので、以前のままの食生活を続けていたら、私はアルツハイマー病まっしぐらでしたよ(>_<)。

今回、いろいろ実験してみようと思いながらも、もう甘いものも食指が動かなくなってしまったので大してできませんでした。

でも最後に、と思って、使用期限ギリギリに実験。朝一で菓子パン2個を食してみました。クリームチーズデニッシュと小さめのチョコクロワッサン。昔みたいに、カフェオレか野菜ジュースでも飲もうかと思ったけれど、飲む気がせず、健康的にリンゴ酢のローズヒップティー割り。その結果がこの下のグラフ。

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リンゴ酢って血糖値の急上昇を抑えるって言われているんですけど、それでも149まで上がっています。カフェオレ飲んでいたら、アドレナリンが出てさらにアップしてたでしょうね。野菜ジュースでも、野菜の糖分で結構上がるので、さらにアップのはず。その後30分くらいで一気に113まで下がっているのがすごいですよね。ここで期限切れになってしまったけれど、この勢いだと1時間後くらいには80台まで下がっているでしょうね。

かつての私の典型的な朝食は、マーマレードを塗った食パンにカフェオレとヨーグルトとリンゴ。単なる食パンはバターのたっぷり入った(脂質で血糖値の吸収が多少ゆるやかになる)菓子パンより、血糖値の上がり方は早いと思います。それプラス、砂糖たっぷりのマーマレード。さらにカフェインでアドレナリン出していたら、血糖値は軽く180はいってたんじゃないでしょうか。それじゃ、インスリンも大量に分泌されてその後血糖値はダダ下がりのはず。職場に着いたらすでにお腹ペコペコでフラフラなんて当たり前ですよね。

そういった食事をしなければ、いちばん上のグラフのように血糖がコントロールできることがわかりました。リーキーガットがだいぶ治ったのも関係していると思いますが食間の補食の工夫をしているのが大きいかな。それについては、またそのうち。

血糖調節異常の問題に取り組み始めて早5年。試行錯誤の末、ようやくコツがつかめてきました。時間かかっても、為せば成る。情緒の浮き沈みも、上のグラフのようになだらかになりますよ。