からだ, 分子栄養学

病気ではないけれど、なんだか調子が悪い。そういうことってよくありますよね。分子栄養学の勉強を始めてから、以前にはわからなかったそうした身体の不調の原因の察しがつくようになりました。食生活や生活習慣のちょっとした変化が原因になっていることもあります。

ここのところ、朝起きると身体中がバリバリで、なぜか肩まで凝っていました。しかも、毎晩夜中に目が覚めてしまって。

分子栄養学的な見方では、こうした症状は「夜間低血糖あるある」です。夜間低血糖は一般的には知られていませんが、結構よくあります。夜間は食事をしないので、食事によって血糖値を上げることができませんが、肝臓に溜めてあるグリコーゲンを使ったり、糖新生などによって血糖値を保っています。

これが上手く行われないと、アドレナリンなどを出すことで血糖値を上げようとするので、交感神経が優位になって、目が覚めてしまったり、筋肉が緊張して身体がこわばったりするのです。実際に夜間低血糖を起こしているかどうかは、Free Styleリブレなどの持続血糖測定器を使うとわかります。

では、なぜ私は夜間低血糖を起こしたのでしょう。

実は先日、ご飯を炊こうとして失敗することが続きました。電気圧力鍋で炊いているのですが、芯が残って上手く炊き上がらず、1度目は水加減を間違えたかなと思ったのですが、何度も続いたので、どうやら電気圧力鍋自体が壊れたらしいとわかったのです。

芯が残ってしまったご飯はとても食べられないので、おかゆにして食べることが続きました。途中からは、大根葉や卵を入れたり、冷凍の牡蠣もあったので、雑炊風にして楽しんでいました。

おかゆや雑炊ってとても消化が良くてヘルシーなイメージですよね。でも、消化に良い糖質というのは、逆を言えば、消化されやすく血糖値が上がりやすいということです。腹持ちも悪く、すぐにお腹も空いてしまいます。消化力の落ちた病人ならともかく、元気で普通に日常活動をしている人間が3食おかゆではやはりもちません。

血糖値が急激に上がれば、インスリンも大量に分泌されるので、今度は血糖値が一気に下がります。血糖値が下がればグリコーゲンを使って上げようとしますが、寝る前にグリコーゲンの貯蓄を大量に使ってしまえば、睡眠中に使う分はなくなります。それで夜間低血糖を起こしたようです。

それに気づいてからは、寝る前にMCTオイルや非加熱ハチミツを少し摂るようにしました。非加熱ハチミツは、酵素(加熱処理されたものは壊されている)によってグルコースとフルクトースがバラバラになっているので、血糖値がぐーんと上がる前に細胞に取り込まれやすいのだとか。それから、おかゆや雑炊は、血糖値の上がり方が緩やかになるように、1時間くらいかけてちびちびと食べるようにもしました。そうしたら、夜中も目を覚ますことなく、朝の肩こりもなくなりました。

それで、先日ようやく新しい電気圧力鍋が到着。レトロなデザインに惹かれて選びましたが、使い方も簡単。

数日ぶりに普通の硬さのご飯を食べたら、なぜか胃もたれが。やっぱり病人でもないのに、病人食のようなものを食べ続けると、消化力も落ちるんでしょうかね。しっかり胃袋を使うって大事です。