木星のハーブ、リンデンが花盛り

ハーブ, 占星術, 植物

リンデンの花を見に、飯能の薬香草園に行ってきました。去年は見逃したので、2年ぶりです。ちょうど見頃で、終わりかけている花もありました。

花を見に行く、というより、香りを嗅ぎに行く、と言った方がいいかもしれません。ファルネソールという精油成分が含まれていて、ほんのり甘い香りがします。精油とも違う、フレッシュならではの優しい香りです。

リンデンティーは鎮静作用があり、不眠や高血圧によく使われます。発汗作用もあるので、風邪の引き初めに飲むと悪化を防げます。

エリザベス・ブルークの『ハーブ占星術』では、リンデンは木星のハーブとされています。お茶には通常、花と葉が使われますが、調べてみると、樹皮も使われるそうで、樹皮には利胆作用があって、肝臓病に良いそうです。占星学では肝臓を司るのは木星です。それで木星のハーブなのですね。

『ハーブ占星術』には、リンデンはハートチャクラに働きかけるそう。次のような興味深い記述がありました。

「リンデンは受け取るより与えることの方が多い人たち、その無欲さによって消耗してしまったり、疲れたり、ぐったりしてしまいがちな人々に効果があります。」

ぐったりしたときには、あの優しい香りに癒されるでしょうね。

いつか満開のリンデンの木の下で昼寝をしてみたい…。