植物, 雑記

この春は暖かいせいか、毎年楽しみにしているお向かいのお宅の藤の花がもう咲いたかと思えば、あっという間に色褪せてきています。ほかにも、近所を歩けば、モッコウバラだの、クレマチスだの、いつもより早く満開になっています。我が家のクレマチスはまだつぼみ。急がなくていいよ。

以前に鉢を買った小手毬の花もきれいに咲いたので、切り花にしてみました。古道具屋だかフリーマーケットだかでいつぞや買った花入れに活けてみたら、とても素敵に。

小手毬はバラ科の植物。名前も姿も似た花で、もっと大ぶりな大手毬というのもありますが、大手毬はスイカズラ科なんだそう。同じく白い小花をたくさんつける雪柳は小手毬と同じくバラ科。ちょっと前に同じ花入れに活けて楽しんでいたのだけれど、写真を撮っておけばよかった。この前に活けたクリスマスローズもいい感じでした。

小手毬をアップで見ると、こんな感じ。名前の通り、毬みたいで可愛らしい。

もっとアップで見ると、ちっちゃい小花がたくさんついている様子がよくわかります。匂いを嗅いでみると、ほんのりと甘い香りが。

いろんな植物の細部を見ては、いつもそのデザインの美しさに驚きます。私は無神論者だけれど、神様がいて、実はデザイン部とかあって、天使たちが競い合ってデザインを考えていたりして、とか(笑)。グッドデザイン賞をあげたくなるようなものもあります。

春はこうした楽しみがたくさんあるのです。スポイト部分がダメになったフラワーエッセンスのボトルにマーガレットを一輪挿ししてみたらとても可愛い。

今朝は、今度出る翻訳書の献本が届きました。去年出るはずが、コロナの影響で延期になって、ようやく仕上がりました。実際に本になったものを手にできるのは嬉しいですね。

発売は来月ですが、Amazonでは予約が始まっているようです。ご興味のある方はぜひどうぞ。

雑記

自分でやると決めたことを実行するって大切です。それは、自分との約束を守るということ。ただ、「やる」ということばかりに意識が向いてしまって、休むことがおろそかになってしまうこともあります。

この間の祝日は、仕事に余裕があったので、久しぶりに近場の飯能の展覧山に行こうかと思っていたのに、ついついちょっとした仕事を入れてしまいました。でもふと、天気のいい日に山登り(というほどの山ではないけど)をするのを楽しみにしていた自分に気づいたのです。そう、休みを取るというのも自分との約束なのでした。約束を破られて、がっかりしている自分もいました。

なので、早起きして、午前中に飯能へ。たまに高いところから世界を眺めるのは気持ちがいい~。これしきの小山でぜいぜい言うほど体力が落ちているのにも気づきました(^^;)。

飯能の駅から展覧山まで歩く途中で見かけたポスター。そういえば、飯能は雛祭りで有名なのでしたっけ。

今年はコロナ禍なので大々的にはやらないのかもしれませんが、店先に雛人形を飾っているお店があちこちに。

こちらは化粧品屋さんの店先。

むむむ…こんなの見るの、初めて。石材屋さんです。ちゃんとゴージャスなマスクを着けている。

こんなものもありました。遠目で見ると選挙ポスターのよう。それにしては派手、と思ったら、商店街の各お店のポスターです。なんて個性的。面白いですね、こういうの。

午後には家に戻って、結局夜遅くまで仕事。クタクタになりましたが、充実した一日でした。

雑記

先日、チョコ募金のチョコが届きました。

これまでにも何度かチョコ募金をしたことがあるのですが、この募金はイラクやシリアの支援などに使われます。私のお目当ては缶で、気に入っているのは現地の子どもたちが描いた絵。今年もとても可愛いのが揃っています。中身は六花亭のハート形チョコレート。

缶はというと、サプリメントケースに使ったりしています。

今年は募集はもう終わってしまったようですが、毎年年末くらいから募集しています。募金も兼ねて、来年はぜひいかがですか。

チョコ募金ウェブサイト

雑記

新しい年が始まりました。私は今年は年明けから忙しく、元日からさっそく、4月に出る予定の翻訳書の校正作業をしたりしていました。

2日は、週1回やっているお店での鑑定。新店舗に移り、年明けのせいか、今年の運勢を知りたいという人が多く、いつもよりお客さんが多くてイベントのような雰囲気でした。

今年の運勢を知りたい、というのはいいのですが、自分の意志とは無関係に、運勢によって人生が流れていると思っているような方もたまにいます。

でも本当は、「私、今年の運勢どうですか?」ではなく、「今年はこういうことをしようと思っているんですけど、運気的にどうでしょうか?」という姿勢の方が大切なのではないかと思います。

占いって、天気予報みたいなものでしかないと思うのですよ。当たることもあれば、当たらないこともある。嵐が来そうなら、登山はやめた方がいいけれど、会社には行かざるをえないから、長靴履いたり早めに家を出たりして備えますよね。誰も落ち込んだりはしません。疲れたから休日は家にいるつもりでも、ものすごくいい天気なら、家にいるのはもったいない。

そんなふうに、運気を気にしすぎて振り回されるのではなく、上手く活用していただけたらと思います。

「どんな一年になるか」の前に、「どんな一年にするか」。それをまずは自分で考えてみましょう。

とはいえ、これを書いている本人が、年末年始忙しすぎて、今年の計画をまだしっかり立てられていないという(^^;)。今月は、資格更新のレポートだの、試験だの、校正作業の締め切りだの、重なりまくってます…。いや、がんばりますよ、今年も。

雑記

知り合いのニット作家さんが本を出版されました。

私は編み物ができないので残念だけれど、編み方も載っているので編み物好きな方にはとてもおススメ。でも、見ているだけで、作品の温かさが伝わってくる本です。

こんな素敵なセーターで冬を迎えられたらいいですね。

働くセーター

働くセーター

  • 作者:保里 尚美
  • 発売日: 2020/10/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

保里さんのHPはこちら

発達障害, 雑記

もう15年ほど前に、2年ほど身体障害者の介助の仕事をしていたことがありました。地域で一人暮らしをしている方たちの支援のお仕事です。昨日、そのとき担当していた方の一人が亡くなったとの訃報を受けて、今日、お別れをしてきました。

私よりずっと年上の方でしたが、私が介助の仕事を辞めた後、元気にあちこち海外旅行にも行かれていたと聞きました。私が担当していた頃は、施設から出てまだそれほど経っていない頃だったので、自立生活に慣れるまで大変だったのではないかと思うのだけれど、海外旅行を楽しむほどになるとは。人間、強くなれるし、どんな可能性もある。

辞めるときにいただいた刺し子の作品。まだ大切にとってあります。不自由な手でチクチクと少しずつ仕上げていってくれたのでしょう。

今日は、ほかに担当していた人にも久しぶりに会えました。元気そうで嬉しかった。

私が自分の発達障害に気づいたのは、ちょうどその頃。新聞記事を読んだのがきっかけでした(診断経緯はこちら)。

「発達障害」があると言うと、「障害」という言葉に拒否反応を示す人が多くいます。「障害」じゃなくて「個性」でいいんじゃない、というわけです。でも、その言葉の裏にある「障害=悪いもの」という、うっすらとした偏見や差別には気づいていないことが多いようです。

現在の診断基準では「発達障害」の診断はつかないかもしれないし、特に配慮を必要とするわけでもないので、わざわざ言うことはめったになくなりました。

でも、私が当時、診断を受けたときに、「障害」という言葉にショックを受けなかったのは、多くの障害者に実際に接してきたからだと思います。「障害」があるということは、大変ではあるけれど、必ずしも不幸なわけでも、憐れむべき存在なわけでもなく、普通に喜び、普通に悩む、健常な人間と何ら変わりはしないのだと肌身で知っていたからです。

そして、その頃から試行錯誤して15年経った今ではわかります。身体障害者だって、精一杯、人生を謳歌できるのと同様に、発達障害者だって謳歌できるのです。まずは、身体面の問題をできるだけ解消すること。そして、定型発達者仕様になっている世の中で程よく生きられる自分なりの「落としどころ」を見つけること。この「落としどころ」は随時変えていけばいいのです。

以前の私のとりあえずの落としどころは、「変わっているけど、悪い人じゃない」という立ち位置でした。人気者になれなくたって、いいわけです。でも、自分は曲げたくないかな、と。そして、それを魅力に感じてくれる人がいてくれたら、嬉しいかな。

「人から嫌われたくない」「人に好かれたい」と思うことは普通のことです。でも、万人に好かれるのは無理なこと。この願いを取っ払ってしまえば、結構楽に生きられる。そしてそれが、不完全な自分を受け入れるということでもあるのです。

雑記

私は子どもの頃から人形劇というものが好きだったのですが(そういえば、プリンプリン物語が大好きだったっけ)、大人になっても何かとても惹かれるんですよね。

今では文楽(人形浄瑠璃)が大好きで、たまに本場の大阪まで観に行ったりするほど。

こうした人形を使った古典芸能は文楽が有名ですが、ほかにも淡路人形浄瑠璃や八王子車人形など、各地にあります。

東京にはほかに、結城座という江戸糸あやつり人形の劇団があって、江戸寛永12年から、385年も続いています。

この結城座が、このコロナ禍で存続の危機にあるというから大変!
クラウドファンディングを始めたそうなので、さっそく支援しました。

三人で人形を扱う文楽が洗練された世界であるのに対し、結城座は素朴で独特な魅力。古典もやるのだけれど、新作も多く上演していて、とても不思議な独自の世界があります。11月の公演はオンラインでも観られるので、支援も兼ねて、この機会にぜひその世界を味わってみませんか。

吉祥寺に「くぐつ草」という老舗のカフェは、この結城座の劇団員の方が開いたということを最近知りました。なるほど、「傀儡(くぐつ)師」って、人形遣いですもんね。昔、住んでいたときにたまに行っていたので懐かしい。吉祥寺にはまた縁ができたので久々に行ってみようかな。

こころ, 雑記

昨日は久しぶりに文楽を観てきました。人形浄瑠璃というやつです。私は伝統芸能好きなので、文楽も年に数回は観に行くのですが、今年は中止ばかりでようやく観に行けました。

演目は『壺坂観音霊験記』。慎ましい暮らしを送る夫婦のお話です。かつて疱瘡(天然痘)にかかって目が見えなくなった夫を妻が内職をして支えながら生計を立てています。毎晩明け方にこっそり出掛ける妻に、誰かほかの男と逢引きでもしているんじゃないかと夫は心を痛めていました。自分は目も見えないし、疱瘡の跡のあばたで顔も醜くなってしまった。好きな男ができたなら、正直に打ち明けてほしい。夫にそう言われて妻は泣き出します。実は、明け方に毎日出掛けていたのは、夫の目が治るよう観音様にお祈りしに行っていたのでした。

話はここで終わりではないのですが、ネタバレになるのでこの辺にしておきます。

勝手な憶測が生み出すすれ違い。そんな話、よくあるなあと思うのです。
現在、週に1回、占いのお店で鑑定をしていますが、最近恋愛のご相談をよく受けます。相談者の方たちは「相手はきっとこう思っているに違いない」と言うのですが、タロットやホロスコープで見てみると、違んじゃないかなあということがほとんどです。

日本人は特に、「以心伝心」を求めがちなので、想いを言葉にすることが少なくなりがちです。でも、たとえそれが思いやりからであったとしても、実際話し合うことなく、憶測だけで相手の気持ちを推し量ることが続くと、小さなズレが積もり積もって取り返しのつかないことになったりするんですよね。

きっとこうに違いない、という目で物事を見ると、都合のいいように現実を切り取ってしまうので、実際には事実とは違っても事実のように思えてしまいます。

なぜそんなふうに物事を見てしまうのかというのは、この話に出てくる夫のように、自信のなさから来ることがあります。やっぱりまずは、自分を愛することって大切なんですよね。

Naadのカウンセリングセッションはこちらから。

ハーブ, 植物, 雑記

昨日は久しぶりにお能を観に行ってきました。演目は『羽衣』。羽衣を漁師に取られた天女が、返してもらうのと引きかえに舞を舞って月に帰っていくという幻想的な内容です。夢幻能と呼ばれるお能では、この世のものではない存在が必ず出てきます。お能に特徴的な舞台の橋の部分は、あの世とこの世の架け橋なんだそう。

お能の前にはたいてい狂言が演じられます。厳かな雰囲気のお能と違ってコミカルです。今回の演目は『附子(ぶす)』でした。猛毒の附子の入った容器を絶対に開けないように、と主人に言われて留守番をさせられた家来二人が、好奇心に負けて開けてしまうどころか、味見までしたところ、なんと美味。それは当時貴重だった砂糖なのでした。すっかり平らげてしまった二人。どうしようかと考えた挙句、主人の大切な掛け軸やら茶碗やらを壊して、そのお詫びに毒を口にして死のうと思った、と言い訳するというオチ。

さて、この「附子」って何でしょう。


「ぶし」とも呼ばれる、猛毒の植物、トリカブトのことです。附子にはアコニチンという毒性の成分(アルカロイド)が含まれ、呼吸困難や心臓発作を引き起こしますが、修治という特別な処理を施すことで生薬としても使われます。「麻黄附子細辛湯」のように、漢方薬の名前の一部に入っています。附子は、鎮痛、抗リウマチ、強心などを目的として使われるようです。

歌舞伎では、『東海道四谷怪談』でお岩さんが飲まされたのも附子ということになっています(だからあんな顔になってしまったといういきさつは、歌舞伎を見て初めて知りました)。

「ブス」という言葉も、附子によって神経が麻痺して無表情になることに由来するという説もあります。

英語ではmonkshood。僧侶の (monk’s)かぶりもの(hood)という意味ですが、そう言われてみると、花の形は修道士のかぶりものみたいにも見えてきますね。

ギリシャ神話では、3つの頭をもつ冥界の番犬、ケルベロスのよだれから生まれたということになっています。ケルベロスはトートタロットでは「#9 The Hermit」に描かれています。

ホメオパシーでもアコナイトという名前でレメディが作られています。よく使われるレメディで、不安や恐怖、風邪の初期症状に使われるそうです。

では、フラワーエッセンスはあるのかというと、FESフラワーエッセンスにmonkshoodの名前でありました。霊的な能力が開花するのを恐れてそうした能力を抑圧したり、トラウマや虐待によって霊的能力が麻痺した状態に用いるそうで、ポジティブなスピリチュアリティが育つようです。

トリカブトって、そのまま使えば猛毒ですが、そのエネルギーは深いものなんですね。ハーバルアストロロジーでの対応はやっぱり冥王星なのかな?と想像が広がっちゃいます。

ハーブ, 植物, 雑記

ここ数年、6月になるとリンデンの花を見に行くのが年中行事のようになりました。

今年もそろそろ咲く頃かと思って、飯能の薬香草園に見に行ってきました。ちょうど満開。

リンデンは精油も手に入りますが、やはりフレッシュの香りがいちばん。とても優しい香りです。

先月の終わりに行ったときはまだつぼみでした。

不眠によいとされるリンデン。ドライハーブも手に入るので、寝つきが悪いときにはぜひお試しを。カモミールやオレンジフラワーとのブレンドもおすすめです。

薬香草園のガーデンではエキナセアもちょうど見頃でした。


薬香草園はハーブガーデンが見事なほか、めずらしいハーブの苗も買えるし、レストランもあります。ラベンダーのソフトクリームも。ぜひ一度足を運んでみてください。