血糖の調節に必要なミネラルは?

からだ, 分子栄養学

少し前に測った24時間血糖で、低血糖は起こさなくなったものの、どうも以前より食後高血糖になりやすくなったようで、インスリン抵抗性が出てきてるような感じがありました。父が糖尿病なので気になるところです。それで、栄養クリニックのオンラインカウンセリングを受けてみました。

勉強もかねて、定期的に血液検査を受けていますが、最近は毛髪ミネラル検査なども受けているので、すべてのデータを送って相談。その結果、毛髪ミネラル検査でクロムの値が低いので、インスリン抵抗性が出てきたのは、そのせいではないかとのこと。それで勧められて注文したサプリがiherbから届きました。

ビオチンが入っているのは、クロムを入れると消耗しやすいからだそうで、シナモンには血糖調節作用があります。

インスリンが働くのに必要なミネラルは、クロムのほかにも亜鉛やマグネシウムなどもあります。でも、ほかのミネラルは特に問題なかったんですよね。血糖調節作用のハーブも、マルベリーやホーリーバジルなど、普段からたくさん摂っているし。なので、クロムが足りないから、というのは納得でした。

ちなみに、クロムは以前から摂っているマルチミネラルサプリに入っていたのです。それなのに、なぜ?と思いましたが、後日調べたところ、クロムは亜鉛と一緒に摂ると吸収率が下がるということが判明。ビタミンCと一緒だと吸収率はアップするそうなので、摂り方には工夫が必要ですね。

こんなふうに、症状が同じでも人によって根本原因が違ったりするので、それを突き止めて対処できるのが分子栄養学のすごさです。定期的に血液検査で確認すれば、サプリメントの過剰摂取の心配もないですしね。