フラワーエッセンスは万能?

からだ, こころ, フラワーエッセンス, ホリスティック

 

フラワーエッセンスに出会ってから早いもので20年くらいになります(フラワーエッセンスとの出会いについてはこちら)。

もちろん、感情のケアに使うことがメインです。私は、占星術では月のハードアスペクトが多く、水の要素が少ないのですが、無意識のうちにその対処をすべく、フラワーエッセンスでケアしていたのだと思います。

ただ、フラワーエッセンスは感情面だけに作用するのではありません。肉体レベルにも働きかけるし(あくまでもエネルギー的に、ですが)、魂レベルにも働きかけます。私もそうした使い方もしてきました。フラワーエッセンスは、ホメオパシーレメディやジェムエリクサー(鉱物の波動を水に転写したもの)よりも、作用する領域が広いと言われています。

では、フラワーエッセンスが万能かというと、残念ながらそうは思わないのです。ほかに何もせずにフラワーエッセンスだけに頼ろうとするのは、場合によっては効果がないか、一時しのぎにすぎないかな、と。

感情の問題には確かにフラワーエッセンスはいいのですが、身体や食生活が原因のことも多いからです。たとえば、イライラするのは、カフェインの摂りすぎや亜鉛不足・銅過剰などミネラルバランスの悪さで起こることもありますし、副腎疲労の初期でもアドレナリンが出やすいのでイライラします。副腎疲労がもっと進めば、やる気も出なくなって気分がふさぎがちになるでしょう。

そうした場合にフラワーエッセンスを摂っても、効いたとしても一時的にしのげるだけです(一時しのぎが必要な場合もありますが)。なので、もっと根本を探って、カフェインで無理やりアドレナリンを出してまでがんばらなきゃいけないと思っている心理的背景だとか、特定の食物に対する依存的な傾向に対して先にアプローチする必要があるかもしれません(依存に使えるフラワーエッセンスもあります)。

フラワーエッセンスを摂ると同時に、食生活や生活習慣の改善、物事の捉え方の見直しなどをやっていくことが必要かなと。必要なのはフラワーエッセンスよりも運動だという場合もあるわけです。そんなふうに、身体へのアプローチもしっかりかけていくと、メンタルも強くなって、ちょっとやそっとのことでは揺れなくなるので、必然的にフラワーエッセンスを必要とする回数も減ってきます。マインドフルネスやタッピングなども習得しておくと、メンタル面の緊急時には便利です。だって、いつもレスキューレメディに頼らないとやっていけないというのも不便ですよね。