緑内障とビタミンCとワラタ②
緑内障についての話の続きです。栄養に関することは前回書いたので、今回は心理面について。
リズ・ブルボーの『自分を愛して!』では、緑内障は次のように書かれています。
「緑内障になるのは、自分が見ているものを受け入れられない人です。また、過去において、性愛に関するショッキングな出来事を見て、それを受け入れられなかった人です。つまり、数年にわたって、猜疑心をいだき続け、多くの苦しみを心の名なかにため込んできた人がかかりやすい病気だと言えるでしょう。苦しみを抑圧してきたことによって、心の中に緊張が生じ、それがついに限界に達したのです。古い傷を呼び覚ますような出来事を見るのを拒否した時に、ついに緑内障が発生するのです。」
そして、からだからのメッセージは、
「あなたは過去から自由にならなければいけません。そして、そのための最良の方法が『許し』なのです。」
ということです。
オーストラリアン・ブッシュフラワーエッセンスは、それぞれ病気と関連付けられています。本によると、緑内障によいエッセンスはワラタ。
ワラタはブッシュ・エッセンスの中でも特に強力なものの一つで、「魂の闇夜」を通り抜けている人に使われます。占星術では、火星が目と関連付けられますが、太陽や月も目に関連しています。これは、太陽や月は光をもたらすからで、失明すれば光を失ってしまうため。また、視神経は水星と関連付けられます。
「光のない闇夜」と考えると、緑内障にワラタが使われるのはぴったりな気がします。ワラタは心臓にも関連付けられているので、やはりこれも太陽と関連します。太陽が表す生命力が損なわれると、目や心臓に病気が出やすいのかもしれません。ワラタは深い絶望感や自殺願望がある場合にも使われます。前に進み続けるための信頼と勇気を見出せるようにしてくれるエッセンスです。
ワラタの真っ赤な花びらは、滴る血のようにも見えます。アボリジニの伝承では、太古の昔、ワラタは真っ白だったと言われているそうです。つがいの鳩がいて、餌を求めて出たまま帰ってこない雄を雌が探しに出たとき、鷹に襲われ、なんとか逃れて白いワラタの花の中に身を隠しました。鷹があきらめて去っていった後、雌は血を流しながらも雄鳥のもとへ行こうとしたのです。そのときに、ワラタの花の上に止まって休みながら移動したために、白い花が血で赤く染まったとされています。
この話を聞くと、心が張り裂けそうな気がしますが、ワラタはそうした胸の痛みを感じるような心の傷を癒してくれるのだと思います。
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