人間関係にもアップデートが必要
人間関係にもアップデートが必要だと思う今日この頃です。
アップデートといっても、要らない人間関係からは離れましょうとかそういう話ではありません(もちろん、それが必要なこともありますが)。
人との関係の中でのアップデート、つまり、相手はこういう人だというイメージや思い込みのアップデートのことです。
人は誰でも変わるものです。しばらく会っていない相手であれば、久しぶりに会ったときに、変わったなと感じることもあります。そもそも、それほど相手のことをよく知っていたのかというと、それも怪しいことがほとんどです。自分の都合のいいように、相手の一面しか見ていないこともあります。しばらく付き合っていくうちに、違った面が見えてきます。
これはずっと一緒にいる相手、家族やパートナーであっても同じです。かえって、近しい人ほど「この人はこういう人」「長く一緒にいるからわかっている」という思い込みが強くなります。
でも、そんな近しい相手にだって、自分とは別の人間関係があるのです。その中で自分の知らないところで変化していきます。
なので、そうした変化に合わせて、自分の中の相手のイメージをアップデートしていくことが大切なのではないかと思うのです。これがお互いにできないと、何だか噛み合わなくなってきます。すでに私は変わっているのに、相手は今の私を通り越して、いまだに昔の私でも見ているかのような、そんな気分にさせられます。
親が子どもをいつまでも子ども扱いするのも、このアップデートができていないからです。その逆もまたしかりで、親は子ども時代の頃とは違って、いつまでも頼もしい存在(元々そうではない場合も多いけれど)であるわけではないのです。
このアップデートは一方だけではなくて、両者がそれぞれ行うことが大切です。いい人間関係が今後も続くかどうかは、「お互いに」きちんとアップデートができているかどうかも一因となるのかもしれません。
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