からだ

もうすぐ人生半世紀を迎えようとしています。けれども、実は、今がいちばん人生で気力も体力もあったりするんです。慢性的な病気を若いころから抱えていたし、今思えばかなりの副腎疲労もあったのではないかと思うので、分子栄養学を学ぶようになって栄養状態がかなり良くなった今では、メンタルも強くなりました。

でも、体力がついたと言うと、「すごいね、じゃあ徹夜なんかもできるんだ」と言われることがたびたびあります。

徹夜はできないですよ、というか、徹夜をしないから、つまり、規則正しい生活をしているから体力がついたというのが本当のところです。けれども、一般的には「体力がある=徹夜ができる」なのでしょうかね。

この歳になると、同世代の人はだいたい、身体がしんどいのを歳のせいだと思っていることが多いですが、話を聞いてみると、ろくなものを食べていなくて栄養状態が悪そう、寝不足、ということが多いようです。

栄養状態の過不足をなくして睡眠を十分に摂り、運動をする、というごく当たり前のことをするだけでも、歳のせいだと思っていた不調はだいぶ良くなりますよ。

からだ, こころ

私はだいぶ以前に子宮内膜症を患っていたことがありました。その病巣がなぜか突然消えてしまったことは過去の記事で書いた通りです(こちらを参照)。

MRIでもエコーでも病巣が見当たらないと言われたときには耳を疑いましたが、もちろん嬉しかったと同時に、ちらりと頭をかすめたことがありました。それは、「困った、内膜症を言い訳にできなくなってしまった」というものでした。

では、私は子宮内膜症があることを何の言い訳にしていたんでしょう。当時私は、とある団体でボランティアをやっていました。すべてボランティアで成り立っている団体だったので、人手は少なく、私はかなりの量の仕事を引き受けていました。最初は、皆大変そうだし、ほんのちょっとだけ、という気持ちでしたが、「ちょっと手伝いましょうか?」と言ってみたら、あれもこれもと次々と頼まれ、それ以上頼まれるのはイヤだったので、集まりには顔を出さずにいたのです。

そのときの言い訳が「私には子宮内膜症がある」というもの。実際には、症状はだいぶ治まっていたので、それを口に出したわけではありませんが、自分自身の後ろめたさに対しての言い訳として使っていたのです。だから、病巣が消えたと言われたときに、そんな想いがよぎったのでした。

内膜症は消えたものの、子宮筋腫はいくつかあるということだったので、引き続き、無意識のうちに、それを心のどこかで言い訳にしていました。

それでも、すでに引き受けていた分も、私にはいっぱいいっぱいだったようです。それに気づいたのは、便秘が1ヵ月も続いたとき。どう考えてもおかしい、と病院へ行き、大腸内視鏡検査を受けました。診断は過敏性腸症候群。要は、ストレスです。それでようやく、ボランティアを離れることにしたのです。

「ストレスが原因」というのは、便利な言葉ですが、実はそれだけでは何の解決にもなりません。いったい何がストレスになっていて、どうしてそれがストレスになることを自分は許したのか。私はただ、やりたくない、と言えばよかっただけのことです。今考えると、その頃の私は、自分はダメな人間だから、せめてボランティアで人の役に立たなくては、と思っていたのだと思います。当時はそんなことにはまったく気づかなかった。

そんなふうに、すべてではありませんが、病気の陰には、隠された意図が潜んでいることがあります。何かをやりたくない、家族の愛情が得られる、注目される、やりたいことはあるけれど、失敗するのが怖いから実は挑戦したくない、など。ホリスティックな見方では、肝臓は怒り、腎臓は怖れというように感情と関連づけられることがありますが、抑圧された感情が信号を発している場合もあるかもしれません。

病気という形でそうした心の声に気づくことにならないように、日頃から自分の中の隠れた小さな声にも耳を傾けましょう。

からだ, 栄養療法, 発達障害

最近、腸活という言葉をよく聞くようになりました。腸ってとっても大切です。脳腸相関という言葉もあって、脳と腸は密接に関連しているそうですが、セロトニンやドーパミンなど、精神の安定に必要な神経伝達物質は腸でつくられます。このご時世で重要な免疫細胞も腸に多く存在します。

腸活といえば、食物繊維、乳酸菌、発酵食品、を摂ることを意識する人が多いと思いますが、やっぱり、足すことだけでなく、不要なものを摂らない、という引き算の発想がここでも必要です。

腸を荒らすものといえば、できるだけ減らしたいのは、乳製品、小麦製品、単糖、人工添加物などです。

乳製品にはカゼイン(バターは例外的に少ないそう)、小麦にはグルテンが含まれていて、どちらも人間の腸では消化されにくく、未消化物として残り、腸の炎症やリーキーガット症候群の原因となります。リーキーガット症候群とは、腸の細胞のつなぎ目が緩くなって、本来、身体に入るべきではないものも通してしまう状態です。脳にもやはり、血液脳関門という関所のようなものがありますが、腸がリーキーガットだと、血液脳関門も緩くなって異物を通しやすくなると言われます。

カゼインとグルテンはそれぞれ、分解過程でカソモルフィンとグリアドーフィンというモルフィネ様物質になりますが、アミノ酸配列がオピオイドに似ているため、脳に入ると、オピオイド受容体に結合し、頭が霧がかったような状態になったり、興奮したりします。記憶力の低下や情緒不安定も招きます。中毒症状も引き起こしますが、どうしても食べずにいられないというのは、そのためです。

腸にはカンジダ菌が常在菌としていますが、カンジダは日和見菌で、数が少なければ大人しくしているものの、数が増えると腸を荒らします。このカンジダが大好きなのが糖質。甘いものがどうしてもやめられないという人は、カンジダが増えている可能性が高いかもしれません。

できるだけ糖質は控えた方がいいのですが、副腎疲労があると、血糖値を上げられずに体調が悪化することになりかねないので、せめて単糖や人工甘味料は避けましょう。

人工添加物も腸内環境を悪化させ、脳にも悪影響を及ぼすので、要注意です。特に、「果糖ブドウ糖液糖」という異性化糖は、いろいろな食品に入っています。グルタミン酸ナトリウムやアスパラギン酸(アスパルテームも)なども興奮物質ですし、身体に良さそうな名前の「酵母エキス」も主にグルタミン酸などです。ちなみに、グルタミン酸はGABAに変換されますが、発達障害者ではGABAに変換されづらいそうなので、やたらと興奮しやすくなる危険があります。脳が落ち着かなくなってストレスフルになれば、腸内環境にも影響します。

これらのものは、すべて避けるのは難しいですけど、せめて、毎日常食するのはやめた方がいいですよね。悪いものを身体に入れないのと同時に、食物繊維、乳酸菌、発酵食品を摂るのがいいですが、小腸内細菌異常増殖(SIBO)があると、食物繊維などを摂ると逆に悪化することがあるので、お腹がやたらと張る(異常増殖した細菌が出すガスによるもの)という人は、まずはやっぱり、引き算から、ですね。

からだ, こころ

ここのところ、真夏のような暑さが続いていますね。冷房を入れたり、冷たい飲み物をがぶ飲みしている人も少なくないと思います。マスクをしていれば、なおさら暑さはこたえます。でも、今からあまり極度に身体を冷やし過ぎないようにご注意を。

去年くらいから、「夏季うつ」という言葉を聞くようになりました。「冬季うつ」はよく耳にすると思いますが、「夏季うつ」も同じく季節性感情障害で、夏のあいだだけ、うつっぽい症状が現れます。夏バテ+精神的な不調というような感じだそうです。

女性は男性の3倍、夏季うつになりやすいのだとか。女性の方が冷房に弱いですが、身体が冷えると血流も悪くなり、精神的にも影響します。

また、冷たいものばかり飲んでいると胃が冷えるので、消化力も落ちて食欲がなくなります。そうめんのようなものばかり食べていれば、タンパク質が不足するので、セロトニンなどの神経伝達物質も作られにくくなります。

夏は日照時間が長く、朝明るくなるのが早いので、雨戸や遮光カーテンで外からの光をしっかり遮らないと、明け方に目が覚めたり、眠りが浅くなったりして、睡眠不足になりがちです。睡眠不足もうつっぽさを招きます。

予防するには、冷房で身体が冷えたら、夏でもシャワーで済ませずに湯船につかったり、軽く運動をして汗を流したりすることも大切です。

食欲が落ちてしまったら、ボーンブロスなどでタンパク質を補給するのがおススメ。

こうしたことは、夏場に限らず、普段からやっておくほうがいいのですが、夏は特に自律神経をおかしくしないように注意が必要です。熱中症対策も重要ですが、タンパク質をしっかり摂って、しっかり汗をかけるようにするのは、熱中症対策としても有効です。夏はこれから。長丁場に備えておきましょう。

からだ, 栄養療法

少し前に、免疫系の暴走を防ぐにはビタミンDが役立つかもしれないという記事を書きました。コロナ感染を重症化させるのも、サイトカインストームという、免疫系の暴走と関連があるとも言われています。ビタミンDは免疫系の暴走を防ぐ制御性T細胞の働きも高めてくれます。

私はいつも、分子栄養学の講座を受けながら、たまに血液検査を受けて自分で栄養状態をチェックしたりしています。ビタミンDは血中濃度の測れる唯一のビタミンなのですが、今まで一度も測定したことはありませんでした。

最近、アンブロシアという会社が郵送でできるビタミンDの検査を始めたことを知ったので、この機会に受けてみました。ちょうど日照時間の少ない冬が終わって春になったばかりなので、血中ビタミンD濃度は年間の中でもまだ低いだろうと思ったからです(とはいえ、夏でも大して表に出るわけではないので、あまり変わらないかも)。骨粗鬆症も気になるお年頃ですし。

で、検査結果が送られてきました。

最適レベルですね。ひと安心。ビタミンD2とD3の両方の数値が出ていますが、D2はほとんどゼロってことですね。D2は干しシイタケとかキクラゲなどに含まれていて、私はSIBO(小腸内細菌異常増殖症)なるものがあって、キノコ類を食べると腸の調子が悪くなることが多いので、最近は避けています。なので、当然。まあ、D2でもD3でも、機能的にはどちらでも問題ないんだと思います。

D3は、サケなどの魚(日照量の少ない北の地域で捕れる魚の方がビタミンDが多いのだとか)に含まれていますが、毎日食べているわけではないので、これだけ数値がしっかりあるのは、サプリのおかげでしょうね。ビタミンD3のサプリはここ数年、毎日5000IU摂っています。以前は10000IU摂っていたこともあるのだけれど、長期摂取は過剰症も心配なので、半分にしました。長期で摂るとなると、肝臓や腎臓に負担がかかっていないか、血液検査で肝臓・腎臓マーカーを定期的にチェックすることも大切です。私の今回の結果では、もう少しで最適レベルの上限を超えてしまうので、日射しの強くなるこれからの季節は少し減らした方が過剰症の心配がなくていいかも。検査を受けてみると、こういうことがわかるのもいいですね。

私はコレステロールが低いので、ちゃんと吸収できているかも知りたいというのがありました。脂溶性ビタミンであるビタミンDの吸収には胆汁酸が必要だからです。胆汁酸はコレステロールから作られます。でも、胆汁酸サプリを摂って補っているので、どうやら大丈夫そうです。活性化に必要なマグネシウムもにがりや海苔でちゃんと摂っています。

こう考えてみると、現状でビタミンD濃度はまずまずだけれども、サプリを摂っていなかったら相当低かったのかもと思います。現代人は不足していることが多く、欠乏レベルのことも珍しくないそうです。心配な人は、ぜひ一度血中濃度を測ってみるといいですよ。特に、骨粗鬆症の心配がある人は、カルシウムではなく実はビタミンD不足ということもありますから。

からだ

今日はまた寒くなりましたが、ここのところ初夏みたいな日が続いていましたね。暑くて靴下は履いていませんでした。家の中ではスリッパも履かず、裸足でペタペタとフローリングの床を歩くのが気持ち良いほど。

気のせいか、不思議といつもの疲れ目が楽になったよう。考えてみると、目ばかり酷使していて、ほかの感覚器官を使うことが減っていたのかもしれません。

現代の生活では、視覚に頼ることが大半です。バーチャルリアリティですら、バーチャルとはいえ、ほとんどが視覚に依っています。外出自粛になってから、映画館や劇場が閉まっているのでオンラインで映画や歌舞伎を何本も観ましたが、やっぱり実際に観るのとは違うのですよね。映画館や劇場の空気だとか熱気だとか、観客のざわめきだとか、そういったものって味わうことの構成要素なんだなと。

疲れてくるとアロマオイルを焚きたくなるのも、単にアロマの鎮静効果を求めているだけじゃなくて、嗅覚という感覚器官に意識を向けることで、視覚を休ませたいのかもしれません。

地面に裸足で立つのは、身体にたまった電気を放電するアーシング効果もあるそうです。アーシングマットなんていうのもありますね。これからよい季節。裸足になって疲れを取りましょう。

からだ, 栄養療法

この時分、外に出るとみんなマスクをしています。コロナ騒動がなくても、花粉症の人はこの時期にはマスクをしているのでしょう。

花粉症などのアレルギーは、免疫系が働きすぎることによって起こります。免疫力は高ければ高いほどいいというものでもないのだそうです。

最近の新型コロナウイルスでも、重症化するのはサイトカインストームという、免疫の暴走が起こるからだという説もあります。これについては、テレビの報道番組でもちらりと言及されるようになりました。

免疫細胞にはいくつか種類がありますが、この免疫過剰を抑えてくれる制御性T細胞というものもあります。ビタミンDは、この制御性T細胞を誘導すると言われています。

ビタミンDと新型コロナ感染の関連についての臨床試験も各国で細々と始まっているようですね。製薬会社主導の試験ではないので、大々的に結果が発表されるようなことはなさそうですが。

ビタミンDは魚や干しシイタケやキクラゲなどに含まれますが、日光に当たることでも体内で作られます。干しシイタケなどは、最近は機械乾燥しているものが多く、実はあまりビタミンDは含まれていないようなので、魚をあまり食べず、日焼け対策をしっかりしている人は要注意。

現代人はビタミンDがとにかく不足しているそうなので、食品やちょっと日に当たったくらいでは間に合わないだろうと思います。サプリメントで摂ってしまうのが手っ取り早いです。2000IU~5000IUくらい摂るのがいいのですが、ビタミンDは肝臓・腎臓で活性化されるので、肝臓や腎臓が悪い人は注意が必要です。ビタミンDは、血中濃度を測れる唯一のビタミンなので、過剰摂取が心配な人は、栄養療法をやっているクリニックで血中ビタミンD濃度を測定してもらうこともできます(保険が効かないので高いですが)。その場合は、活性型の1.25(OH)2ビタミンDではなく、25(OH)ビタミンDを測定してもらいましょう。(郵送でできる検査キットがアンブロシアで入手できます。)

また、コレステロールが低い人は、胆汁酸が少なく、脂溶性のビタミンDの吸収が悪くなるので、ミセル化したもの(乳化型)を摂るか、「ウルソ」や「OX bile」などで胆汁酸を補うことが必要です。杜仲茶も胆汁酸の分泌を促すそうですね。

ビタミンDの代謝にはマグネシウムも必要です。海藻類もしっかり摂りましょう。にがりを飲み物に数滴垂らすのもお手軽でおススメです。

免疫力は高めるだけじゃなく、調節もしっかり行われるようにするのがカギです。

たまには表に出てしっかり日に当たりましょう。

からだ, ハーブ

ちょっと前に仕込んだハーブのチンキ剤ができました。免疫力を高めてくれるエキナセアとトゥルシー(ホーリーバジル)です。

エキナセアのチンキ剤は、毎年冬になる前に仕込んで、風邪の予防に摂っています。今年の冬の分はもうとっくになくなってしまったのだけれど、こんなご時世なので、また作りました。

作り方は簡単です。煮沸したビンにエキナセアの乾燥ハーブ4gを入れて、ホワイトリカーかウォッカを100mL入れるだけ。ビンは冷暗所に2週間から4週間置いておきます。長く浸けるほどいいというわけでもなく、4週間以上は置かないほうがいいそうです。4週間経ったら、濾してください。コーヒーフィルターを使うと棄てるのも楽です。

私は冬のあいだ、このチンキ剤を朝晩ティースプーン1杯、白湯に入れて飲みます。そのせいか(栄養療法で栄養状態が良くなったせいもあるけれど)、この3年、風邪らしい風邪を引いていません。

このチンキ剤の摂取期間は、ドイツでは8週間以内と規定されているそうです。エキナセアはキク科の植物なので、ブタクサなどのキク科アレルギーがある人は、花粉が入っている場合はアレルギーを起こすかもしれないので、要注意。また、自己免疫疾患のある人も、様子を見ながら摂った方がいいかもしれません。『メディカルハーブ安全性ハンドブック』によると、免疫が上がりすぎると自己免疫疾患が悪化するのではないかというのは理論上のことで、実際に関連性を裏付けるデータがあるわけではないそうです。

エキナセアは、ほんの少しスパイシーなので、お茶パックに入れて、スープに入れても美味しいんですよ。

トゥルシーは、アーユルヴェーダで万能薬と言われているハーブ。免疫力も高めてくれるし、アダプトゲンハーブ(ストレスへの抵抗力を高めてくれるハーブ)でもあるので、あまり外に出られなくてストレスが溜まっている場合にもピッタリ。

チンキ剤の方が断然、薬効はあるのですが、お茶としても美味しいハーブです。最近は日本産のものも手に入って、香りがとてもいいです。チンキ剤にするなら、iherbなどで手に入るインド産のものでも十分。トゥルシーのアロマオイルも癒される香りですよ。そろそろ苗も出回る時期なので、摘みたての生葉のお茶も楽しめますね。

意外と知られていないトゥルシーの効果は、血糖調節作用。なので、糖尿病薬を服用している人は血糖値が下がりすぎることがあるので、医師と相談の上、血糖値を測定しながら様子を見るのがいいでしょう。これは、『メディカルハーブ安全性ハンドブック』にも記載されています。

チンキ剤は一度作れば1年はもつので、便利ですよ。この機会にまとめて作ってみませんか。

からだ, 栄養療法

連日騒がしいコロナウイルスの話題。これまでにも免疫強化対策についてちょこちょこ書いてきましたが、粘膜を強化するにはビタミンAも必要です。

こんな時期ですから、しっかり摂るにはサプリメントで摂るのがいちばん確実なんですが、サプリメントで摂っても吸収されづらい場合があります。

それはどんな場合かというと、コレステロールが低い場合。コレステロールは低ければ低いほどいいと思っている人もいるかもしれませんが、そうではありません。

コレステロールの80%は胆汁酸だそうで、コレステロールが低いと、作られる胆汁酸も少なくなってしまいます。胆汁酸は脂質の吸収には欠かせません。ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、ビタミンAも吸収されにくくなってしまうというわけです。ちなみに、脂溶性ビタミンはほかに、D、E、Kがあります。

コレステロールが低すぎて胆汁酸が少ない場合は、「ウルソ」とか「Ox Bile」とか摂るといいのですが、そのほかには、ミセル化(乳化)された液体のビタミンAを摂るという手もあります。胆汁酸は脂質をミセル化することで吸収されやすくするのですが、それを最初からミセル化してある商品がこちら

私はコレステロールが低めなのですが、冬のあいだ、ドライアイに悩まされることがあります。ひどいと、眼が曇ってきて見えにくいので、何度もまばたきをすることも。そんなときは、このミセル化されたビタミンAを摂ると、数十分で眼がすっきりしてくるんですよね。普通のサプリメントより、断然、効きが速い。

コレステロールが低いことの問題点については、ほかにもあるので、またそのうちに書きますね。

からだ, 栄養療法, 発達障害

相変わらずコロナ関連ニュースが連日報道されています。WHOは感染予防にマスク着用は不要だと言っているそうなんですが(こちらを参照)、どういうわけかあんまり報道されていませんね。コロナウイルスそのものよりも、その対策による数々の不都合の方が後々大きな問題になりそうな気がするのだけれど。

それはさておき、引き続き、個人でできる免疫力強化対策です。不安な人は、この際なので、免疫力を上げるいい機会だと思った方がいいと思います。感染症はコロナウイルスだけではないですし。

栄養素ではグルタミンも重要です。免疫細胞のエネルギー源となるのだとか。グルタミンはストレスがあると使われます。また、骨格筋のアミノ酸の約60%を占めます。なので、ストレスの多い人や運動をよくする人は意識してたくさん摂らないと、免疫細胞まで回らなくなってしまいます。

グルタミンは腸の粘膜も修復してくれるし、グルタミン酸とGABAはグルタミンから作られます。ここで注意が必要なのは、発達障害のある人は、鎮静系のGABAよりも興奮系のグルタミン酸に傾きやすいので、あまり過剰にグルタミンを摂ると、落ち着きがなくなったり、寝つきが悪くなったりすることがあります。サプリで大量に摂るようなことは避けた方がいいでしょう。

グルタミンを摂るのにおススメなのはボーンブロス。肉や魚など、骨付き肉を煮込んだスープです。消化しやすいので、あまりガッツリお肉を食べられない人もスープの形なら食べやすいと思います。骨髄が入っているので、貧血にもよし。炊飯器でも簡単にできちゃうので楽ちんです。野菜と一緒に入れてボタンを押すだけ。

冬にはもってこいのボーンブロス。この機会にぜひ免疫力アップを。