オーソモレキュラー, からだ

f:id:Manakawase:20190908223106j:plain

先日、テレビをつけたら某番組でマグネシウムの重要性を取り上げていました。

番組の実験では、スタッフが3時間無言でひたすら計算問題に取り組み続けたところ、尿中のマグネシウム排泄量が増えていました。つまり、ストレスによってマグネシウムが失われたのですね。

マグネシウムの大切さってあまり言われることがありませんが、実は生体内の300種類以上の酵素反応の補助因子として作用し、ほとんどの酵素の活性化に関与しています。エネルギー代謝、核酸・タンパク質代謝、神経興奮、血圧コントロール、ホルモン分泌など、さまざまな生理機能に必要とされます。

カルシウム不足を気にする人は多いですが、最近はマグネシウム不足の方が深刻だそうです。カルシウムとマグネシウムはバランスが大切なのですが、以前は2:1が理想的と言われていたのが、今では1:1だそうです。ストレスなどで失われやすいためでしょうかね。

乳製品は避けた方がいいですが、その理由のひとつはカルシウムとマグネシウムのバランスが11:1とカルシウムに偏りすぎているからです。女性は骨粗鬆症予防に、カルシウム補給のために意識的に牛乳をたくさん飲むようにしている人もいるかもしれませんが、かえってカル・マグのバランスが悪くなるので逆効果です。

骨の形成にはカルシウムは確かに必要ですが、カルシウムだけではダメで、骨質の改善にはマグネシウムが必須だからです。

マグネシウムは大豆製品や海藻類、アーモンドなどで摂取でき、いろんな食品から摂取できるのですが、実際には失われることが多いので不足しがちです。コーヒーやアルコールの飲みすぎでも不足します。また、胃腸が弱いと吸収率が低下します。そういう場合は、マグネシウムの入浴剤やローションなどを使って皮膚から吸収させる手もあります。

あとは、マグネシウムを手軽に摂るには「にがり」がいいそうです。

海の精 濃厚にがり液 海の調べ 50ml

海の精 濃厚にがり液 海の調べ 50ml

この商品の添付文書には3~4滴でいいと書いてあったけれど、私は以前にミネラル毛髪検査を受けたらマグネシウム値がかなり低かったので毎食、汁物に3~4滴入れています。

マグネシウムはめったに過剰摂取になることはないようだし、なったとしても下痢を起こすだけなので(酸化マグネシウムは緩下剤として使われます)、多めに摂っています。

夏は特に、汗でもたくさん失われるし。

「にがり」は手頃なのでおススメですよ。

からだ, 発達障害

f:id:Manakawase:20190820180612j:plain

冬季うつというのはよく耳にします。
冬の日照不足によって起こる季節性感情障害です。
ところが最近、夏季うつという言葉も聞くようになりました。

夏季うつとは、夏バテの症状に精神的な不調を足したようなもの。
女性は男性の3倍、夏季うつになりやすいとか。
確かに、外の暑さとエアコンの効いた室内との温度差から体調を崩しやすいのは女性です。

うつ症状が出る背景には、そういった温度差や冷たいものの摂りすぎから自律神経をおかしくすることがあるのだろうと思います。
冷房で身体が冷えた後は、せめて夜は熱い湯船につかるなどしてバランスを取り戻したいところです。

特に、発達障害者は汗をあまりかけずに体温調節が上手くいかない場合も多いので、たまにはあったかいものを食べたり少し運動したりして、意識して汗をかくことで自力で体温を下げられるようにもした方がいいです。

それから、何といっても栄養失調。
食欲がないと、そうめんをつるつるっと食べて済ませてしまいがちです。
そんな食事が続けば、うつっぽくなっても無理はありません。
脳内伝達物質をつくるには、栄養って大事ですから。

夏場に食欲がないというときにはボーンブロスがおススメです。
ボーンブロスを作る気力すらない、というときは、市販のスープの素を使うのもひとつの手です。工夫して少しでも多くタンパク質を摂るようにすることが大切。
無添加で、砂糖の入っていないものを選びましょう。安い鶏がらスープなんかだと、砂糖が入っているので血糖値が一気に上がってしまいます。

たとえば、こういったものとかがおススメ。
それなりのお値段ですが、安く上げたいなら面倒でも自分でボーンブロスをつくるべし。

Soup・Soup (スープ・スープ) 600g (300g×2)お徳用

食塩無添加 濃厚 日本スープの丸どりだし 250g×3袋セット

これを岩塩で味付けして、モロヘイヤと卵を入れると結構なボリュームで、朝食に摂ると朝から元気がでます。

このスープの素にお湯を注いで乾燥ワカメをぽんと入れて味付けすればプラスしてミネラルや食物繊維も摂れて楽ちんの一品。
SIBO(小腸内細菌異常増殖症)で味噌汁を飲むと調子が悪くなることのある私は、最近はよく味噌汁代わりにこのスープを飲んでいます。

具を入れずに岩塩を加えてココナツオイルかMCTオイルを加えたものを食間にちびちび飲めば、栄養も摂れて低血糖予防にもなります。分包タイプのオイルも市販されているので、職場でも手軽に飲めますよね。ちなみに、ココナツオイルなどから中鎖脂肪酸だけを抽出したものがMCTオイルです。中鎖脂肪酸は速やかにエネルギーになってくれます。慣れないとお腹が緩くなることもあるので、少量から始めましょう。

オーガニックエキストラバージンココナッツオイル(ポーションタイプ)×16袋 (有機 化学調味料無添加 砂糖不使用 100% 天然 非加熱 中鎖脂肪酸 ブラウンシュガーファースト)

MCTオイル スティック 小分け 外出時 定量摂取 120g (12g×10包)

それから、夏は明るくなるのが早いので、早く目が覚めがちで寝不足になるとやはりうつっぽくなります。 雨戸や遮光カーテンで窓からの光を遮ることができない場合は、アイマスクをつけて寝るという手もあります。これは、寝ている間にとれちゃったり、目覚ましが鳴るまでぐっすり寝すぎてすぐに覚醒できないという難点もありますが。

夏場は日射しがきつく、感覚過敏がある場合は、日射しの強さで疲れてしまうこともあります。私も脳波検査で光に対する過敏性がみられたのですが、慣れっこになってしまうと、それを忘れてしまいます。でもやはり、強い光にどこか神経がピリピリとしているのですよね。サングラスをかけるのは好きじゃないのですが(顔に当たって痛くなってくる)夏の間は外に出るときはなるべくかけるようにしています。

考えてみれば、こうしたことって、発達障害者は夏場でなくても普段から気をつけなくちゃならないことですよね。とすると、夏は特に注意が必要ってことです。最近、なんか調子が悪いなって人は、あらためて生活習慣を見直してみましょう。

からだ, ハーブ

連日の暑さですでに夏バテ気味の人も多いかと思います。汗をかいたら水分補給とともに塩分も補給しましょうとはよく言われています。

でも、「汗をかいたら塩分補給」というのが、いつの間にか「暑いときには塩分補給」と思い込んでしまっている人がいて、クーラーの中にずっといて汗もかいていないのに、塩分補給していることもあります。汗をかきにくい高齢者で高血圧の場合は要注意です。

汗と一緒に失われるのは塩分だけではありません。ミネラルや水溶性ビタミン(BとC)も失われるそうです。なので、汗をかいたらミネラルやビタミンも補給したいところ。

ミネラルが入ったハーブのブレンドティーがおススメです。

ローズヒップはビタミンCが豊富なことで有名ですね。

ハイビスカスに含まれるクエン酸は疲労回復に役立つし、ハイビスカスには鉄やカリウムも含まれています。

ちなみに、ローズヒップって酸っぱいから苦手!という人がいますが、ローズヒップに酸味はありません。市販のブレンドハーブティーにはローズヒップと一緒にハイビスカスが入っていることが多いので、その酸味です。酸っぱいのが苦手な人は、ハイビスカスは少なめにするといいでしょう。

飲むサラダと言われるマテ茶にもビタミンBやC、鉄、カルシウム、カリウムが含まれています。カフェインも入っていますが、水出しにすれば抽出されないので、お子さんにも大丈夫。グリーンマテは緑茶のような味なので、あまりブレンドには向きませんが、ローストならいけますよ。

あとは、ネトル。ビタミンCやカルシウム、カリウム、鉄などが含まれます。

私はこれらのハーブとルイボスをお茶パックに入れて、水出しハーブティーを常備。夏のあいだはそれを飲んでいます♪

オーソモレキュラー, からだ

ちょっと前に『ラジエーション・ハウス』という医療ドラマをやっていましたが、その中で子どもが「くる病」と診断されるという話がありました。

くる病はビタミンD不足によって骨が柔らかくなる病気で、変形して歩きづらくなったりします。食糧事情の悪い昔はよくあったそうで、そのためか、私が子どもの頃は、子どもは肝油ドロップを食べさせられていました(美味しいのよね、あれ)。ところが、最近になって、くる病が乳幼児に増えているそうなのです。過剰な紫外線対策などがその原因で、ドラマでもそういった設定でした。

ビタミンD不足はアレルギーとも関連すると言われていますが、分子栄養学の講座で、完全母乳で育てている子どもには乳児湿疹が多く、1日1回でいいから粉ミルクを飲ませるとよくなるという話を聞きました。母乳自体にビタミンDが少ないのですね。

ほかにも、脚気は江戸時代に白米が普及して急速に増えた病気で、「江戸患い」と言われていました。ビタミンB1が不足することで起こりますが、これも最近若い人の間で増えているそうです。かつては、純粋にビタミンB1の不足から起こっていましたが、最近は、糖質摂取が過剰になったために、糖質の代謝に必要とされるビタミンB1の量が追い付かずに、結果的に不足してしまっているようです。

こんなふうに、飽食の時代と言われている今でも、実は新型栄養失調が増えていると言われています。丈夫な赤ちゃんを産むためには母体が健康でなくてはなりませんし、家族の健康を守るためには、ちゃんとした栄養の知識を身につけることが必要です。そして何よりも、大切な家族のためにがんばっているお母さんたち自身が疲れていては始まりません。家族の世話でいっぱいいっぱいで、自分ひとりのときにはおにぎりや麺だけで簡単に済ませていませんか?野菜さえ食べていればヘルシー!と思っていませんか?

栄養って大事なんですよ。

マンガ仕立てのわかりやすい本も出ていますから、ぜひ一度、読んでみてくださいね。

まんがでわかる 子育て・仕事・人間関係 ツライときは食事を変えよう ― はじめてのオーソモレキ… 1,296円 Amazon

オーソモレキュラー, からだ

女性はだんだん年齢が上がると、骨粗鬆症が気になってくると思います。予防に牛乳をたくさん飲んでいる人もいるんじゃないでしょうか。

「骨を丈夫にする=カルシウム」と考えがちですが、実は骨を強くするのに必要なのはカルシウムだけではありません。牛乳をたくさん飲んだり、カルシウムのサプリメントを摂ったりすれば骨が丈夫になるかというと、実際はそうではないようです。

カルシウムの吸収には、ビタミンD、ビタミンK、そしてマグネシウムも必要です。

日焼け対策をがっちりしている人はビタミンD不足になりがちです。魚介類をたっぷり食べましょう。干しシイタケやキクラゲもいいようですが、機械乾燥させたものにはあまり含まれていないようです。ビタミンKは納豆などに多く含まれます。

意外と足りていないのはマグネシウムです。カルシウムとマグネシウムは「ブラザーイオン」とも呼ばれ、セットで働きます。従来は2:1がいいとされてきましたが、最近は1:1が理想的とも言われています。マグネシウムは食生活の乱れやストレスから失われがちだからです。マグネシウムが不足すると、細胞内外のカルシウムの濃度バランスが上手く取れず、筋肉のけいれんが起こります。足がよくつる、という人はマグネシウムが不足しているかもしれません。

実は牛乳は、このカルシウムとマグネシウムのバランスが悪く、11:1だそうです。なので、牛乳をたくさん飲んでいるだけでは、マグネシウムが不足してしまうのですね。マグネシウムは大豆や海藻類やアーモンドに含まれていますが、胃酸の出が悪いとあまり吸収されないそうです。そんなときには、皮膚から吸収させるという手もあります。iherbでマグネシウムの入浴剤をはじめ、マグネシウムオイルローションも手に入ります(紹介コードがほしい方はBBF422をどうぞ使ってください)。

マグネシウムはコーヒーやアルコールをたくさん飲むと不足しやすいので要注意。また、食品添加物として使われているリンはカルシウムを排泄させてしまうので、気を付けましょう。

そして、コラーゲンも必要です。え?コラーゲンってお肌に必要なんじゃないの?と思うかもしれませんが、骨にも必要なんです。コラーゲンの生成にはタンパク質と鉄とビタミンCが必要です。

こんなふうに、骨を丈夫にするのに必要なのは、カルシウムだけじゃないんですよね。結局は、栄養素のバランスが大切なのでした。

骨については、この本がおススメです。

「老けない体」は骨で決まる (青春新書INTELLIGENCE)   Amazon

からだ

先日、機会あってフェルデンクライス・メソッドの講座を受けてきました。フェルデンクライスを初めて知ったのはもう10年以上も前。1度講座を受けて、あとは本を参考にしたり指導テープを使ったりして自分でたまにやっていました。でも、ここのところずっとサボっていたので、本当に久しぶり。

フェルデンクライスは、指示に従って身体を動かし、感覚を観察するのですが、これといった正解はありません。動きも小さなものです。たとえば、仰向けに寝て両膝を立てた状態で尾骶骨を持ち上げる、という動きをするのですが、尾骶骨が床からどのように持ち上がって、そのとき背骨や背中はどうなっているか、ということを観察します。要は、身体の動きや感覚に気づくことが目的です。

地味~なメソッドですが、ヴィパッサナー瞑想を長年やっている私にとってはとっつきやすい方法です。でも、ヴィパッサナーでは感覚をただひたすら観察するだけなのに対し、フェルデンクライスでは、身体の動きを意識的に変えてみることで、感覚が変わるのがわかります。

自己イメージを変える、というと、別人のような、違った自分をイメージするような感じがしますが、実は、漠然とした自分というイメージだけではなく、思考も感情も身体の動きも、すべて自分のイメージ通りに動いています。こういうときに私はこう考える、こう感じる、こう動く。そんなふうにいちいち意識していなくても、無意識のうちに、「いつもの自分」通りに考え、感じ、動いているわけです。それを身体の動きから変えていこうというのがフェルデンクライス。寝転がる、足を持ち上げる、といった何気ない動きを、いかに慣れ親しんだ癖だけで行っているかというのに気づかされます。

実はもっとほかのやり方があって、もっと自由なはず。思考も感情も身体の動きも。

そんなちょっとしたことから「自分はこうする」というイメージを地道に変えていく方が、他人の力で一発で自分を変えてもらおうとするよりも、実は長い目で見れば確実に変わるのかもしれません。

感覚を使うワークと言えば、ほかにフォーカシングがありますが、これは感覚を感じて対話するもの。私はわりとこうした地味~(どれも大ブームになったりしない (笑))だけれど確実な手法が好きみたいです。感覚を使ったワークは、「自分に戻る」感じがします。この日も終わった後、とても落ち着いて、スッとました。

からだ

f:id:Manakawase:20190521230337j:plain

5月に入ってあったかくなりましたね。
というより、暑いくらいの日もあります。


以前は急に気温が上がると、体温調節が上手くいかずに身体に熱がこもってしまって大変でした。暑くなり始めにはあまり汗がかけないのです。
夏にも、日中は微熱が出ることが多く、夜になって気温が下がると体温も下がってくるというまるで変温動物のようでした。

それが、数年前に温冷浴を体温調節ができるようになると聞いて試してみたら、だいぶ汗がかけるようになりました。

温冷浴は自律神経を整えるらしいので、それで体温調節もできるようになるんでしょうね。

温冷浴、こちらにやり方が載っていました。

https://mc-nurse.net/pages/article/detail/108/

あまり汗をかかなくて熱がこもりがちな人は暑さ本番になるまでにぜひお試しを。

オーソモレキュラー, からだ

ビタミン不足やミネラル不足を心配する人は多いと思います。カルシウム不足を気にする人も多いですよね。でも、最近、意外と不足しがちな栄養素はマグネシウムなのだそうです。

マグネシウムは調理の際に失われがちで、体内からも排泄されやすいので不足しやすいようです。ストレスの影響も受けやすいのだとか。

でも、エネルギー代謝に大きくかかわっているので、ミトコンドリアを活性化するにはマグネシウムは欠かせません。

吸収が難しいミネラルで、腸内環境が悪いと吸収されないようです。マグネシウムは皮膚から吸収させるという手もあるようです。マグネシウム入りの入浴剤も売っているので、それをお風呂に入れてみるのもひとつの方法ですよ。身体もあったまって、美肌効果も。

入浴剤 バスソルト AQUA GIFT 国産 マグネシウム 保湿 浴用化粧品 30回分 計量ス… 1,680円 Amazon

マグネシウム不足についての詳細はこちらを。

医者が教える「あなたのサプリが効かない理由」 1,512円 Amazon

からだ

からだ

「よく噛みましょう」というのは誰もが子どものころから言われてきたと思います。30回噛みましょうとか、50回噛みましょうとか言われますが、果たしてそれできちんと噛めているでしょうか。

実は、それをチェックできるガムがあるんです。

キシリトール 咀嚼チェックガム 1枚 ミックスフルーツ味 314円 Amazon

私は1年ほど前に試してみましたが、ショックな結果に。

60回咀嚼する、と書いてあるのですが、60回噛んでも色が半分までしか変わらないのです。私の場合、完全に色が変わるには、その倍の120回噛むことが必要でした。嚙み合わせの問題なのか、噛む力の強さの問題なのか。それからは意識して噛む回数を増やすようにしています。


子どもの頃から痩せ気味で、食べろー食べろー、と周りから言われてきましたが、これではいくら食べても太れないはずです。ちゃんと噛めてないんですから、栄養が吸収されません(もちろん、胃腸の側の吸収力の問題もありますが)。

どんなにいい食材を使っても、どんなに栄養価の高いものを食べても、きちんと咀嚼できなければ身体への効果は半減します。

セロトニンを増やすにはリズム運動がいいと言われていますが、咀嚼運動もそのひとつのようです。つまり、たくさん噛めば、セロトニンもいっぱい出てくれるってことです。噛むのが面倒に感じられるときほど、よく噛みましょう。メンタル強化になりますよ。

からだ

前回、身体によいものを摂ることばかりを考えるのではなく、身体に悪いものをやめることが大切だと書きました。

そうすると、「そう!断食ってすごくいいの!」と言う人もいるかと思います。

確かに、断食は身体によいのだと思いますが、これにも向き不向きがあります。低血糖になりやすい人や副腎疲労がある人はやらない方がいいでしょう。きちんとした断食プログラムでは、そういう人たちには参加を断っているようです。

マジメな人ほど熱心に断食に取り組んで、ガリガリになっているのに「調子がよくなった」と言っていることがあります。断食というよりは、ただ単に、身体に合わないもの(知らないうちに遅発型アレルギーを引き起こしているものなど)を一時的にやめたから体調がよくなっただけのこともあるんじゃないでしょうかね。もちろん、断食にはほかの効果もあるとは思いますが。

腸にいいものとしては、ヨーグルトや発酵食品が挙げられますが、これも実は万人にとっていいものではないのです。

最近、小腸内細菌増殖症(SIBO)というものが知られるようになってきました。過敏性腸症候群や逆流性食道炎という病名は聞いたことがある人も多いと思いますが、これらの問題のある人はかなりの割合でSIBOを併発しているそうです。

小腸は通常、大腸よりも最近の数がうんと少ないものなのですが、それが善玉菌・悪玉菌を問わずに過剰増殖してしまい、メタンガスや水素ガスが発生し、それによって便秘(メタンガスの場合)や下痢(水素ガスの場合)が起こります。逆流性食道炎も、このガスによって逆流が起きていることが多いそうです。

そのため、SIBOがある場合は、発酵食品を摂ると小腸内の細菌がさらに増えるのでかえって悪化するのです。SIBOの場合は、FODMAP(フォドマップ)と呼ばれる、発酵性の糖質をなるべく避ける必要があります。FODMAPのFは発酵性の糖質全般、Oは豆類に含まれるオリゴ糖や小麦や玉ねぎに含まれるフルクタン、Dは乳糖、Mは果糖、Aはandで、Pはマッシュルームや人工甘味料に含まれるポリオール。

これをすべて避けるのは大変ですが、人によって合うものや合わないものが違うので、お腹が張る、ガスがたまる、といった症状がある人は、自分に合わない食べ物を食べていないか、注意するといいですよ。

私も以前に過敏性腸症候群の診断を受けたことがあるので、SIBOらしいということに最近気づいたのですが、それまでは腸にいいものを!と思って発酵食品を食べまくってましたよ。それに、どうやら豆類を食べると調子が悪い・・・ということに気づきました。牛乳はやめて豆乳ばっかり飲んでいたんですけどね。でも、やめたとたんにお腹がゴロゴロ言わなくなったという(^^;)。

毎年、自家製の味噌を作っていたのだけれど、味噌汁飲まない方が調子がいいというのはなんとも皮肉な。

普通、腸の調子が悪いといっても大腸内視鏡検査しかしませんし、腸と言えば大腸のことをまず思い浮かべますよね。小腸ってブラックボックスって言われているし。でも実は、過敏性腸症候群や逆流性食道炎と診断されていなくても、結構な数の人にSIBOがあるのでは、とも言われています。実は万病のもとだとか。

SIBOについては、こちらの記事がわかりやすいです。

もっと詳しく知りたい方はこちらを。

小腸を強くすれば病気にならない 今、日本人に忍び寄る「SIBO」(小腸内細菌増殖症)から身を守れ! 1,490円 Amazon